2008年05月08日

5月8日の日記

10:10 渋谷着。
一番早い上映は10時半からのはずだが、ちょいと遅れたし30分後の11時からの回に観ればいいやと一服。
一つの映画館にスクリーンが二つ以上あるとこういう時に便利。

ようやく劇場の方に歩いて行くと、建物前に警察車両が止まっている。
まるで映画の上映ではない雰囲気。

警官の脇を抜けてエレベーターに乗ろうとしたら、劇場の人が「今日の午前の回は全て売り切れた」と言っている。
昨日の時点で物凄く混んでいるとは聞いていたが、まさか平日の午前が満席とは…

スクリーンのある4階にあがると、とてつもない混雑。
人混みもさることながら、警備と警護らしき人がいる映画館なんて初めて見た。
確認してみたところ、やはり午前は売り切れていた。
午後は別件があるので仕方がなく、夜の18時半からのチケットを買う。
一日の予定がくるっちまったー。

11:00 移動して別件バウアーの仕事や所用を済ます。

18:00 再び劇場に行くと、こんどは一階の入り口で劇場のスタッフの人が「今日の上映は全て売り切れました」と言っている。
同時に何かビラを配っていて、追加上映が決まったというようなことを言っていたような気がする。

4階にあがると、相変わらずの混み具合。
整理番号順に入場すると、最前席は座れないようになっていて、スクリーン脇にも警備と警護らしき人がいた。

そこ以外は当然ぎっしり満員。

そして、その映画がはじまった。
posted by 井川広太郎 at 22:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog

2008年05月05日

タイ式シネマ☆パラダイスが開催されるようです

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日本初の本格的なタイ映画の祭典、タイ式シネマ☆パラダイスまで、あと1ヶ月を切りました!

http://www.cinemart.co.jp/thaishiki/

タイでの大ヒット作品を集めた一般上映作品8作品に加え、映画館ではなかなか観る機会が少ないが、世界中の映画祭やアートシーンに大きな揺さぶりを与え続けているアピチャッポン・ウィーラセタクン監督特集、日本でもタイでもポップカルチャーシーンを賑わすタムくんことウィスット・ポンニミットによるアニメ集&タムくんライブ、タイの鬼才ペンエーグ・ラッタナルアンによるバンコクのストリート・サッカーチームを追った本邦初公開のドキュメンタリー「Total Bangkok」や才能あふれるCM集(こちらも本邦初公開です!!)、昨年の東京都現代美術館で開催された「Show Me Thaiみてみ☆タイ」で話題を呼んだナウィン・ラワンチャイクン氏による「Navins of Bollywood」とナウィン氏本人によるアーティスト・トーク、タイの山岳民族の子供たちを追ったドキュメンタリー「デック 子どもたちは海を見る」など、多彩なゲストトークを交えての上映も行います。

期間中シネマート六本木では「インビジルブ・ウェーブ」の脚本家プラープダー・ユンがタイ式シネマ☆パラダイスのために特別に手がけた新作ペインティング8作品や監督ペンエーグ・ラッタナルアーンが世界中で撮った写真など、気鋭クリエーターによるアートの展示も行います!

火・木・金はタイのFoodかDrinkを絶対にもらえる来場者全員プレゼントも行います。

Graniphとコラボで作ったタムくんイラストTシャツやお得な前売券のセットも10日から販売いたします。

現在5月8日までぴあのプレリザーブでタイ式シネマ☆パラダイスの特別上映作品のチケットご予約も行っておりますのでこの機会をお見逃しなく!
http://t.pia.jp/feature/cinema/thaishiki/thaishiki.html

また5月31日(土)6月1日(日)には「ミー・マイセルフ 私の彼の秘密」の主演男優アナンダ・エヴァリンハムさんとポンパット・ワチラバンジョン監督、「メモリー 〜君といた場所〜」の主演女優ポーラ・テイラーさんの舞台挨拶も行います。

お得な前売券(1回券:1,300円、5回券:5,000円!)もシネマート六本木、シネマート新宿で絶賛発売中です。

俺はこのイベントに特に絡みがあるわけではないんだけれども「宣伝して☆」って言われたのでご紹介します。
選りすぐりのタイの映画がまとめて沢山観られる機会のようなので、こりゃあ楽しそうですね。

映画って、知らない国や文化や時代へと開かれた窓じゃあないですか。
でも、どれも一つ一つは個性的な窓なんで、1本だけ観ても全ては分からない。
だからこそ何本もまとめてみると、例えば行ったことも無いその国がグッとリアルに感じられるようになったりもする。
俺も都内での中国映画特集とか、香港映画特集とか、フランス映画特集とかに足繁く通って、異国に思いを馳せました。

不勉強な俺なんか、タイ映画と言ったらアピチャッポンの作品はいっぱい観ているけど、それ以外は国際映画祭でちょこちょこ観るぐらい。(あとは代々木パークのタイフェス)
なので、俺の中のタイのイメージは大分アピチャッポン作品によって作られているのだが、それはそれで偏っているのも分かる。
そういえばフィンランド人が「カウリスマキによってフィンランドのイメージが偏った」なんて怒っているのを聞いたな。(念のため俺はカウリスマキでフィンランドを知ってフィンランドを物凄く好きになったが)
あるいはチャンバラ時代劇しか日本映画を観たことの無い外人に「なんで君は洋服を着ているんだ?」と聞かれたこともあるし。
まあ、キッカケは何にしろ、そこから興味や関心が広がって、もっと沢山の映画を観て、現地に行って、友達が出来て、そうやって文化の交流って生まれて行くのだと思う。

いずれにしろ、このタイ式シネマ☆パラダイスでは数多くの映画を上映するのにくわえて、多彩なゲストや色々なイベントや展示、さらにドリンクやフードもあるようなので、タイを満喫するには最高の機会のようです。
公式サイトではブロガーを対象にした試写会も告知されていました。
俺も応募しようかな。

俺はタイに行ったことがありません。
10年ほど前に飛行機の乗り換えでタイの空港に寄った際は、タイって本当に暑いんだなと感じたけど、それぐらい。
しかし、タイに行ったことがある友人達に聞くと、延々とタイの良さを語り出す。
そしてみんな最後に「話していたらタイに行きたくなって来た」と言う。
タイって本当に魅力的な国らしい。
それを確かめたい君は、まずはシネマート六本木へGO!!
posted by 井川広太郎 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog

2008年05月03日

さよなら旅行

4月27日は第34回 野毛大道芸を観に行く。
話には聞いていたものの実際には初めて行ったのだが、物凄く面白かった。
特に大勢の観客に囲まれる大通りのものよりも、ほんの裏通りの路地でやっているものの方が俺には刺激的だった。
街と芸人と観客との境目が曖昧で、皆で芸とその場を作っていくような共有感と高揚感。
日常の中の非日常。
陽射しが強くてビアが美味い。
その後、映画仲間などと合流して野毛のバーにて痛飲。
その席で知り合った女子を今度映画を一緒に観に行きましょうと誘ったら、あっさりと断られた。

ところで取材のために、脚本に必要なネタだったので、社会経験として、いわゆる「お見合いパーティ」に行こうと思い立った。
お見合いという結婚のためのプロセスは非常に優れたシステムだと思うのだが、それとは特に関係もなく、今回はあくまで個人的に書くシナリオのための自主取材。という名目。ではなく位置づけ。
んで、ネットで調べていたら、男子には参加するための条件が色々とある。
どれも物凄くハードルが高いので、一番低そうなのを調べてみたらそれでも最低条件が「大卒・公務員・年収300万以上のいずれかを充たしている男子」とのことだった。
一つもクリアできていない俺って、参加する資格もなかったのか。
それを知って、なにか人生の謎が一つ解けたような気がしました。

今日はJ2湘南対福岡を平塚競技場で観戦。
ベルマーレが4点とって無失点の快勝。
最高です。
で、ずっと前からの知り合いっつーか『東京失格』にも参加してくれているミュージシャンに初めて競技場で会う。
お互いベルサポであるのは知っていたが、競技場で会うのは実に初めて。
試合後は、彼のサポ仲間の人達に交ぜてもらって飲む。
言うまでもなく、ベルサポはみんな良い人なのでとっても楽しい。
来週からはサポ仲間が出来て、ますますバモりに磨きがかかっちゃうわ。

と、最近はベルマーレ以外の話題をあまりblogに書く機会がないので、井川は最近暇でサッカーばかりの毎日らしいと陰で揶揄されている。
あながち間違いでもないので反論することもできない。

ここ数日と言えば、新しい企画を思いついた。
Lost in Seoul』は寝かすことにしたので他に何か夢中になれる企画はないかと数ヶ月の間考えていたのだが、全く別の話題を友人とメールしている時にふと思いついた。
物語的にはほんの1行で説明がつく話なのだが、個人的には色々とテーマやモチーフや感情を盛り込める豊穣さを予感した。
ちょうど『Lost in Seoul』と対をなすような音楽と言語とコミュニケーションに関する映画。
なので、ロシアあたりの人とメールしながら構想を練っています。
まあ、それだっていつか仮に世に出るとして、最も早くてもせいぜい2年後なのだから、それまで暇人だと揶揄されたって腐りません。
タイトルもまだ決まってないが、『さよなら旅行』という仮タイトルにしようと今決めた。
posted by 井川広太郎 at 23:59 | Comment(9) | TrackBack(0) | lost in blog

2008年04月26日

フットボールがない人生なんて

今日のJ2第9節、岐阜戦に4ー2で勝利したベルマーレは、暫定ながら2位になりました。

長い長い大混戦のJ2の、ましてや消化試合数の関係からあくまで暫定順位。

しかし、それでも2位という順位はJ2において物凄く嬉しいものです。


なにより、今日のゲームが素晴らしかったから嬉しいのかもしれない。

キックオフ早々に石原の見事なシュートで得点したものの、その後は攻めきれずに次第にゲームを支配され始める。

岐阜、強い。

新規加入のクラブながら、現時点でリーグトップの16点をあげる攻撃力がJ2大混戦の要因にすらなっているのも納得。

派手さはないけど、コツコツとシンプルかつ効果的な守備と攻撃を繰り返す力がある。

ベルマーレのミスも重なり、あっちゅーまに2点奪われ逆転され、ハーフタイムに突入。

この時はもう、オレ泣いちゃおうかというぐらいに凹んでいたのだが、やはり今季のベルマーレは一味違う。

後半はまさに「湘南の暴れん坊」の名に相応しい怒濤の攻撃をみせ、原、アジ、加藤望と3点とって大逆転。

終わってみれば、公式記録でシュートを22本も放ち、「100点とられたら101点とればいい」といった、お祭りサッカー超攻撃の爽快。


ジャーン、田村といった守備の要がいない中でのこの勝利は自信にもなるし、もっともっとベルマーレの美しいフットボールを追求して欲しい。

いまのままで良いなんて思わない。

もっと強くなるために闘うんだ!


みんな、これからも応援ヨロシクね!
posted by 井川広太郎 at 23:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog

2008年04月24日

休暇

休暇』 2007年/日本/115分/配給 : リトルバード

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死刑囚を収容する拘置所に勤務する刑務官たち。彼らは常に死と隣合せの生活を余儀なくされる。ベテラン刑務官、平井もそのひとり。 心の平穏を乱すことには背を向け、決まりきった毎日を淡々とやり過ごす男。 そんな平井がシングルマザーの美香と結婚することになった。 なかなか打ち解けない連れ子との関係を築く間もないまま挙式を直前に控えたある日、死刑囚・金田の執行命令が下る。執行の際、支え役(死刑執行補佐)を務めれば1週間の休暇が与えられると知った平井は、新しい家族と共に生きるため、究極の決断をするのだった…。

監督:門井肇
出演:小林薫、西島秀俊、大塚寧々、大杉漣、柏原収史、菅田俊

6月7日(土)より、有楽町スバル座ほかにて全国ロードショー
作品公式サイト(予告編あり) http://www.eigakyuka.com/


こうまでして語りたい物語であったのかと胸打つ、骨太の日本映画。

こういった筋の通った映画を見ると、安心します。

映画の作りとしては伝統的な日本映画の流れを汲んでおり、ややもすると忘れられがちな「日本映画」という伝統と誇りを思い出させてくれる。


しかし、製作や監督といった中心をなすスタッフは非常に若い。

だからこそ、むしろ我々がやるしかないんだという、エネルギッシュなメッセージが作品の端々からも感じとれる。


そういう舞台なら当然やりがいもあろうが、役者たちが素晴らしい。

各々の役柄を、それぞれの魅力を詰め込んで、繊細に、大胆に演じている。

小林薫、西島秀俊の両主演は流石なのだが、大塚寧々が驚くほど素晴らしかった。

クライマックスの台詞、最高だった。


そう、死刑を物語の主軸に構えながらも、映画としてのテーマは「生と死」というよりむしろ「他人が家族になる瞬間(またはその逆)」なのである。

それは小林薫と大塚寧々(と連れ子)の関係が最もドラマチックではあるのだが、同時に小林薫と西島秀俊の交流においても本質的には同じことであり、西島秀俊とその妹である今宿麻美はそういった宿命を背負い続ける訳である。

さらに驚くべきことに、西島秀俊は個人でありながら彼の内面でそういった葛藤を独り抱えているということが、とあるカットで表れるのである。

西島さん、もともと大好きな役者さんだけど、ますます好きになりました。


いずれにしろ、日本ではまだまだこういう映画があって、こういう映画を創ろうとしている人達がいて、こういう映画を求めている人がいる、ってことが明らかになるだけでも爽快な映画でした。
posted by 井川広太郎 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW