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▶︎監督作短編「ハマの靴探偵」@ライフワークス特集上映

▶︎ニコ生ホラーにて映画制作リアリティ番組
「イカワと最恐のホラー映画を作ろう!」配信中


▶︎監督作「キミサラズ」DVD発売中・アマプラなどで配信中



2019年12月15日

はなればなれに

アンナカリーナが亡くなった
全ての映画青年にとって恋人であった人

posted by 井川広太郎 at 22:19| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年12月13日

「ハマの靴探偵」@ライフワークス特集上映

監督した短編コメディ映画「ハマの靴探偵」を含む連作ショートフィルム「ライフワークス」が2020年1月に横浜シネマリンとシネマ・ジャック&ベティにて特集上映されます!
「ライフワークス」は利重剛さんと中村高寛さんがプロデュースする横浜を舞台にした短編映画を連作するプロジェクトで、2014年にスタート。
その中から2016年以降に制作された作品を特集する今回は、利重剛さん、松居大悟さん、大崎章さん、七里圭さんなどバラエティに富んだ監督の短編映画が一挙上映されます。

「ハマの靴探偵」はクレイジーケンバンドのギタリスト小野瀬雅生さんが映画初主演!
小野瀬さん演じる靴を見れば何でも分かる“靴探偵”が、横浜の飲屋街・野毛を舞台に浪漫と哀愁の小冒険をするコメディです。
共演は俳優でありお笑い芸人でもある大重わたるさんと、演技初挑戦のキセリョヴァ・イェヴゲニヤさんで、劇中では日本語とロシア語が入り乱れます!
また野毛にあるピンク映画館「光音座」でロケさせて頂いた激レア作品なので、この機会に是非ご鑑賞下さい!

横浜シネマリン 1/18(土)〜1/24(金)※「ハマの靴探偵」はプログラムBにて上映
https://cinemarine.co.jp/lifeworks-special-screening/

シネマ・ジャックアンドベティ 1/25(土)〜1/31(金)※「ハマの靴探偵」はプログラムBにて上映
http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/2209/

上映日時など詳細は各劇場にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

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posted by 井川広太郎 at 15:38| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年12月02日

家族を想うとき

「家族を想うとき」(2019年製作/100分/G/イギリス・フランス・ベルギー合作/原題:Sorry We Missed You/配給:ロングライド)



監督:ケン・ローチ
製作:レベッカ・オブライエン
製作総指揮:パスカル・コーシュトゥー グレゴリア・ソーラ バンサン・マラバル
出演:クリス・ヒッチェン、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクター

公式サイト https://longride.jp/kazoku/
12/13(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開


宅配ドライバーに就業した父が過酷な労働とパワハラに苛まれ、家庭が崩壊して行く様を描くドラマ

実は最近のケンローチの作品はあまり見ていなかった。
ケスとかレディバードレディバードとか本当に好きで、学生時代には見まくって直筆サインも貰ったケンローチだが、ここのところはなんか離れていた。
そんなわけで久しぶりに見たケンローチなのだが、相変わらず弱者に暖かくも冷静で鋭い眼差しを向ける社会派の作品で、とにかく面白くて最高だった。

仕事を転々としてきた父が一念発起し、宅配ドライバーの仕事を得る。
だが個人事業主とは名ばかりに過酷な労働と厳しい契約を押し付けられ、家で過ごす時間を失い、心に余裕がなくなって行く。
介護サービスの仕事をする妻も、低賃金で長時間労働で公私の切り替えも出来ないハードな日々。
そんな家庭環境もあって高校生の息子は反抗し、幼い娘は家族の仲違いに感情的になっていく。
すれ違いが大きくなっていき、それぞれが孤立して行くが、それでも彼らは必死に家族の絆を取り戻そうとするのだが…

我々が享受している便利さや豊かさが一体何を犠牲にして成り立っているのかをつまびらかにしていく。
安いとか早いとか楽だとかいった看板を掲げるサービスの裏で、わずかな賃金のために人間がもっとも大切にすべき家族や家庭を代償にしている人たちが実際にいる。

そんな欺瞞を成り立たせている一因が、個人事業主だとかフランチャイズというの名を借りた新たな奴隷制度。
劣悪な労働環境によって成り立っているサービス、超低賃金の工場労働者によって作られる商品、そして彼らを縛る契約。
立派な起業家だとか経営者だというのなら、まずは従業員や労働者や契約先に十分な対価を与えてからにして欲しい。
どんなに華やかでどんなに儲けていようが、彼らのやっていることは対象とやり方を変えた搾取に他ならず、イカサマでしかない。

それを自覚していようが無自覚でいようが、その恩恵を受けている時点で我々も共犯者なのだ。

そんなことは十分に承知のつもりだったのだが、この見事なドラマの中で完璧に描かれると、唖然としつつ感動する他ない。
虚偽とペテンに満ちた現代社会の中で、どうやって愛する家族と家庭が破壊されて行くのか。
発展という虚構のために、人間が人間らしく生きられず、物か虫けらのように扱われている。
フィクションでこそ描かれる現実は残酷ながら、脚本も演技も演出も素晴らしくただただ面白い。

原題の「Sorry we missed you」は宅配便の不在連絡票に書かれている決まり文句で「ご不在でした」という意味のようだが、この映画においては「家族がバラバラになって寂しい」という意味も掛けられている。

デリバリー、アマゾン、コンビニ、チェーン店などに少しでも関わったことがある全ての人に見て欲しい。
いま僕らは今間違った方向に進んでいる。
家族こそが何より一番大事なんだと、人間らしい暮らしを取り戻す必要があるのだと気付かせてくれる傑作。
posted by 井川広太郎 at 19:05| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2019年12月01日

HHH:侯孝賢

オリヴィエアサイヤスが撮った侯孝賢のドキュメンタリー「HHH:侯孝賢」@東京フィルメックス
制作されたのは20年も前だが、侯孝賢ファンでアサイヤスも好きだったのに初めて見た
香港や台湾の現在に繋がる話も多く、興味深い
恋々風塵のロケ地である十分は今のような超人気観光地になる前のようで、この頃に行きたかったな
好きなものを優しく見つめる甘い映画、やはりエドワードヤンの不在が寂しい
posted by 井川広太郎 at 18:42| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年11月29日

完全な候補者

「完全な候補者」@東京フィルメックス
未だ女性の社会的地位が圧倒的に低いサウジアラビアで、ある女医が現状を打破するためにタブーである地方選への立候補を表明するドラマ
フィクションだからこそ表現できるリアルがある

posted by 井川広太郎 at 20:58| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

波高

「波高」@東京フィルメックス
離島に赴任した女性警官が、村に根付く悪質な売春事案を捜査するサスペンス
島の名前は出ていないけど、船で渡ったとこにあるという町の名は台詞にあったのに失念した
ソウルから近いとこなのか否かという設定は割と解釈に関わって来るので、分かる人誰か教えて

posted by 井川広太郎 at 20:54| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年11月26日

空山霊雨/大輪廻

キンフーの「空山霊雨」デジタルリマスター版@東京フィルメックス
大寺院の後継者指名の場に富豪、将軍、高僧などが招かれるがそれぞれ企みがあり、さらには盗人や囚人まで加わってバトルに展開していく奇想天外な武侠もの
駕籠を女達に担がせるエロ坊主の歌舞伎っぷりも見事だが、その女たちが集団戦法を披露するといよいよ待ってましたと声を挙げたくなる
ちなみに昨日見たアンソニーの「熱帯雨」でもキンフーが引用されているんだが、なんつーかとにかくキンフー最高!

デジタルリマスター版「大輪廻」@東京フィルメックス
キンフーに加え、「アヒルを買う家」のリーシン、そしてパイジンルイという三監督が、時代を超えて繰り返される三人の男女の運命の恋を描くオムニバス映画
「侠女」の時より少しおっさんになったが、壊れた橋をイカダにする離れ業などを披露するシー・チュンが堪能できる



posted by 井川広太郎 at 17:36| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする