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ニコ生ホラーにてトーク番組
「イカワと最恐のホラー映画を作ろう!」配信中


監督作「キミサラズ」DVD発売中・アマプラなどで配信中



2019年10月14日

イエスタデイ

今日はTOHOシネマズが毎月14日のサービスデーで1,200円なのでTOHOシネマズ新宿で「イエスタデイ」を観てきた。
客席はリアルタイム世代の中高年からヤングまで様々で、予告編でビートルズのCDのCMが流れるという凄まじいマーケティング。
エドシーランが「実は僕もオリジナルじゃないんだ」とか言えばSFになってた。

posted by 井川広太郎 at 19:19| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年10月06日

ゾンビ-日本初公開復元版-

『ゾンビ-日本初公開復元版-』(1979/原題:Dawn of the Dead/製作国:アメリカイタリア/上映時間:115分/配給:ザジフィルムズ)



監督:ジョージ・A・ロメロ
監修:ダリオ・アルジェント
製作:クラウディオ・アルジェント、アルフレッド・クオモ、リチャード・P・ルビンスタイン

公式サイト https://www.zombie-40th.com/
11/29(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開!


ホラー映画の金字塔「ゾンビ」の日本公開40執念、もとい40周年記念で制作された「日本初公開復元版」。
ホラーが苦手な僕は、実のところ「ゾンビ」はこれが初見。

死んだ人間が蘇って“ゾンビ”という化け物となり生きている人々を襲うというパニックムービー。
うん、構造的にはこれパニックムービーだと思うんだが、これがゾンビというホラー映画の一ジャンルを決定づける作品となった、で合ってるのだろうか。
そんな誰もが知ってる伝説の映画「ゾンビ」には編集の違う複数のバージョンがあるらしく、今回上映されるのは「日本初公開時に配給会社が勝手に改変したバージョン」の復刻版という曰く付きの一品。

その最大の特徴は、冒頭に謎の惑星の爆発でゾンビが発生するようになったというトンデモ映像と説明文が追加されていること、スプラッターな残酷シーンはストップモーションなどの映像処理が施されていること、さらにエンドロールがカットされていることだという。
字幕も当時のものを可能な限り再現したらしいのだが、誤訳もあって分かりにくく、とにかくヒドイ。

ハッキリ言って、この『ゾンビ-日本初公開復元版-』は珍品すぎる。
これはもうゾンビマニアのゾンビマニアによるゾンビマニアのための映画と断定して差し支えなかろう。
寝た子を起こすなと言うが、すまんが屍体を墓から掘り起こすようなことは止めてくれ。
素人が迂闊に手を出すと怪我してしまうし、その傷からうっかり感染してしまうかもしれないから要注意。

しかしゾンビが巣食うショッピングモール、次第にゾンビ化していく仲間、歩けない人を乗せる台車などなど、最近のゾンビ映画にまで引き継がれている要素がこの作品でほぼ出尽くしているという事実に衝撃を隠せない。
とまあ、こんな不勉強ぶりを晒すと多くの人にお叱りを受けるんだろうけど仕方ない。ホラー好きじゃないんだもの。

ちなみにこの『ゾンビ-日本初公開復元版-』は上映プリントが残っていなかったので、現存する中で最も近いというテレビ放送版を再編集して「復元」したのだという。
実物がないので片っ端から資料に当たってこんな感じだったのではないかと推測し、関係者たちの記憶をたどり、果てはゾンビマニアの方々の話を聞いて回って完成させたのだという。
唖然とするしかない。いまも幾つものバージョンが残っているというのに、わざわざ時代に埋もれた日本初公開時のものを大変な苦労を重ねて復元させたのだ。まさに朽ちても何度でも蘇るゾンビマニアたちの執念の結晶。
そんな狂気のプロジェクトを指揮したのは一体どこの誰なのか、その制作過程を追ったドキュメンタリーがもしあるのなら、そちらの方を僕は見たい。
posted by 井川広太郎 at 11:41| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2019年10月05日

ジョーカー

昨日は「ジョーカー」をTOHOシネマズ新宿で観てきた。
面白かったし、時折これ俺じゃんって思った。
リターンズ以来、ついに本物のバットマンが戻って来たのだとしみじみ。
けど正直、期待していたほどは楽しめなかった。
予告編が良すぎたので期待値が高すぎたのかな、映像は素晴らしくとても勉強になったんだけど。

posted by 井川広太郎 at 22:28| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年09月30日

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ

シネマート新宿の月曜メンズデーは地味に値上げしたもののそれでも1200円なので、今日は「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」を観た。
高校入学を目前に控える多感な陰キャ女子が、退屈な日々という名の怒涛の思春期をサバイブする青春映画の傑作。
泣いた。僕はこの映画が本当に本当に愛おしい!

普遍的な青春物語を、生まれた時からSNSや動画配信が当たり前というデジタルネイティブ世代にアップデートしている。
ややもすると説明的で助長になってしまう内向的なモノローグを見事に映画的に昇華しているのも素晴らしい。

とにかくもう僕のような未婚で独身の中年男子ですら完全にお父さん目線で見てしまうわけだが、いやしかし思春期の惑い、好奇心、不安といった繊細な情動には誰もが共感できるはず。
凡庸な日常に潜むドラマは美しくも時に残酷で、ドキドキするしハラハラするし、全ての瞬間がサスペンスかスリラーのように劇的だ。

優劣なんて誰が決めるんだ、是か非かなんて関係ない、お父さんは君を守るためなら何でもする。愛してるんだ、おやすみ。

posted by 井川広太郎 at 22:28| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

イカワと最恐のホラー映画を作ろう!



動画配信サイト「ニコニコチャンネル」で毎週金曜日21時より放送している「境界カメラ」というホラーチャンネルの中の、「イカワと最恐のホラー映画を作ろう!」という番組のMCを担当しています。

この番組は月に一度、金曜21時から1時間半程度の生放送をしていて、「ホラーが苦手な映像ディレクターのイカワがリスナーやゲストの助言を元にホラー映画のパイロット版制作を目指すトーク番組」という構成で、最近観た映画の話に始まり、リスナーから勧められたホラー映画を観て感想を言ったり、タピオカミルクティーを飲んだり、プレゼント企画もあったりと盛りだくさんです。

この8月からスタートし、次回3回目の放送は、10月4日金曜21時からです。
どなたでも登録などせずに無料でご覧になることができます。(一部、有料会員のみ)
どうぞよろしくお願いいたします。

【境界カメラ#103】「イカワと最恐のホラー映画を作ろう!」#3 
https://live.nicovideo.jp/gate/lv322208389
posted by 井川広太郎 at 13:23| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年09月29日

テルアビブ・オン・ファイア

『テルアビブ・オン・ファイア』(2018年製作/97分/ルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー合作/原題:Tel Aviv on Fire/配給:アットエンタテインメント)



監督:サメフ・ゾアビ
製作:ミレナ・ポワヨ、ジル・サクト、アミール・ハレル、バーナード・ミショー
出演:カイス・ナシェフ、ルブナ・アザバル、ヤニブ・ビトン

11/12(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開
http://www.at-e.co.jp/film/telavivonfire/ 


パレスチナの超人気メロドラマの脚本家が、親交があるイスラエル人から内容に口出しされ困惑する姿を描く

最近も「エンテベ空港の7日間」という実際にあったテロ事件を描いた映画を観たばかりだし、そうでなくとも殺伐とした入植やら政争といった報道を日々目の当たりにしている我々外国人からすると、イスラエルにもパレスチナにも関心は尽きない。

だからこそ監督作「東京失格」がエルサレム国際映画祭で上映された時は、とても奇妙な感じがしたし現地に行きたかったのだがそれは残念ながら叶わなかった。
そんな我々に持ってこいなのがヴェネツィア国際映画祭で作品賞を受賞など世界中で評価されているという本作「テルアビブ・オン・ファイア」である。

この映画の中ではイスラエルとパレスチナを行き来して生活する人々の様子が描かれ、庶民の暮らしや価値観、そして彼らがそれぞれの国をどう見ているのか、僕らが知らないリアルの一端が垣間見えてきてとても興味深い。
皮肉が絶妙に利いたタイトルの通り脚本は完全にコメディ仕立てなのだが、しかし演出はあまりそうはなってはおらず、個人的には観ていてどうも居心地が悪かった。

主演の男、どっかで見たことあるなあと思っていたら、自爆テロを行おうとするパレスチナ人青年を描いた「パラダイス・ナウ」の主役だった。
とんでもなく振り幅が大きい役柄を演じているだけに、見比べると尚更オモロイかも。
posted by 井川広太郎 at 18:19| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2019年09月20日

トスカーナの幸せレシピ

『トスカーナの幸せレシピ』(原題 Quanto basta/2018年/イタリア/配給 ハーク/92分)



監督 フランチェスコ・ファラスキ
製作 ファビアノ・グラーネ、ダニエレ・マッツォッカ
製作総指揮 アンドレア・ボレッラ
出演 ビニーチョ・マルキオーニ、バレリア・ソラリーノ、ルイジ・フェデーレ、ベネデッタ・ポルカローリ、ジャンフランコ・ガッロ、アレッサンドロ・ヘイベル

公式サイト http://hark3.com/toscana/
10月11日(金)より東京・YEBISU GARDENCINEMAほかにて全国順次公開


挫折した天才料理人が、アスペルガー症候群の青年に料理を教えることで再生していく姿を描く

古今東西、料理にまつわる映画は数多いが、特に欧州ではレストランのシェフが主人公の作品が多い気がする
天才だが問題があるというキャラクターが多く、リーダーとしての孤独や葛藤に始まり、共同作業の中で仲間の存在に助けられる様が描かれる

ブラッドリー・クーパーの「二ツ星の料理人」とかジャンレノの「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」とかドキュメンタリーだが「ノーマ、世界を変える料理」とか記憶に新しい
いかにも花形職業なんだろうが、この映画もその系譜に入る、のかなあ

お馴染みのTVショー「料理対決」がクライマックスなんだが、なぜか「師匠にアドバイスを聞ける」というお助けルールがある
プロット上どうしてもこのレギュレーションを作りたかったのは分かるのだが、せっかくの新人料理人コンテストなのにとなんだかモヤモヤした
あと、登場する女子たちがみんなキレイ
posted by 井川広太郎 at 11:55| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする