2006年04月29日

ジャスミンの花開く

ジャスミンの花開く』(原題:茉莉花開/2004/ホウ・ヨン)配給:日本スカイウェイ

T0004428.jpg p7.jpg

30年代から'70年代の上海を舞台に、チャン・ツィイーの一人三役で三代にわたる母と娘の人生を描く大河ドラマ

激しくも、甘美な恋が開花した・・・

シネスイッチ銀座 シネリーブル池袋 初夏!切なく、花開くロードショー!!

作品公式サイト(予告編有り)


チャン・ツィイーが2時間出ずっぱりの映画。

監督は、チャン・イーモウの「初恋のきた道」や、本作のエグゼクティブプロデューサーでもあるティエン・チュアンチュアンの「青い凧」(俺の知っている限りでは最強最高最愛の中国映画)の撮影監督であるホウ・ヨン。本作で監督デビューとのこと。

2004年に完成したものの中国では上映出来なかったらしいのだが、ついこの間やっと公開したらしい。

まあ、上映出来ない事情にも色々あるのだろうけど、以前に某映画祭で知り合った中国人の監督も国内では上映出来ないと嘆いていた。彼の作品は全くもって素晴らしく、それこそ映画史に名が残り得るような正に新時代の映画の象徴のような作品だったので非常に残念。彼は国を離れ、いまはNYを活動の拠点にしているそうだ。

矢張り劇場で公開されるっつーのは一筋縄ではいかないことで、様々な事情や理由や論理が働く。それはそれで仕方の無いことだが、やっぱ面白い作品が上映されない、観られないって言うのは勿体ない。

国際映画祭の魅力はそこにもあって、普段は中々触れられないような世界中の面白い作品が沢山観られる。その上で、ビジネス面の縦の関係だけでなく、作家同志の横の繋がりも出来る。いやん、素敵だわ。

そんなわけで一週間後にドイツに旅立ちます。まだまだ準備やら何やらでバタバタしていて感傷に浸っている余裕は全く無いのですが、当然、ドキがムネムネしているのです。
posted by 井川広太郎 at 02:42| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(4) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2006年04月28日

ママが泣いた日

『ママが泣いた日』(原題:the upside of anger/2005/マイク・バインダー)
配給:ギャガ・コミュニケーションズ、アニープラネット

anger.jpg poster1.jpg

好きなときも、嫌いなときも、愛してる。
美しい四姉妹が奏でる 家族の四季の詩。

デトロイト郊外の閑静な住宅地に住むウルフマイヤー家の父親が突然家を出て行った。浮気相手と駆け落ちしたと考える母親テリー(ジョアン・アレン)は夫の裏切りに憤慨し、帰省中の大学生の長女ハドリー(アリシア・ウィット)以下4人の娘たちにまで怒りをぶつける。そんなある日、元野球選手でDJの隣人デリー(ケビン・コスナー)が家を訪ねてくる。

渋谷アミューズCQN 6月さわやかロードショー!

作品公式サイト  ここで予告編観られます


むう・・・ また傑作であった。

いや、今年は本当に当たり年。こないだの「恋は足手まとい」もそうだし、まだ書いてないが「トランス・アメリカ」は最高に良かったし。

で、今日の「ママが泣いた日」もオモロかった。偏に、監督・脚本・出演をこなすマイク・バインダーの才能だと思う。

原題の通り「怒り」についての考察がこの映画の原点らしいのだが、出来上がった映画は、家族と家族の関係性を見つめる、つまり人間と人生への優しい眼差しそのものになっている。

わずか3年ばかしを描いた2時間の作品ながら、なんか一時、人生を共有出来たような気持ちになり、幸せな気分だな。

それにしてもアメリカは不思議な国だ。昨年の俺のNO.1映画「ダウン・イン・ザ・バレー」、そして今年の俺のNO.1候補「トランス・アメリカ」も同様に、この映画もアメリカ以外では有り得ない、非常にアメリカ的で、アメリカに関する映画とも言える。
明らかにネタが切れた様子で、シリーズやリメイクに頼り、神経症気味にファーストフードのごとくに表面的に刺激的なCGに走る一方、こういう世界的にみても優れた作品や監督を毎年のように排出し続ける。
懐が深いっつーか、分裂しているっつーか、流石映画大国っつーか、まあ、アメリカだな。

役者も、ジョアン・アレンも、ケビン・コスナーも、四姉妹も非常に活き活きと魅力的だった。特に、三女役のエリカ・クリステンセンが映画を支えていると言っても過言ではない程の活躍で素晴らしい。

とにかく、監督。マイク・バインダー。こいつ要注意。


あと、「ダウン・イン・ザ・バレー」にも主演しているエヴァン・レイチェル・ウッドにゾッコン。
sundance.jpg
posted by 井川広太郎 at 04:12| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(5) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

恋は足手まとい

今日は午前中に高速編集して仕事映像を1本完パケし、それからプレス試写に行き、帰ってから再び高速編集で2本目も完パケ。
まるで仕事が出来る男みたいだが、単に切羽詰まって尻に火がついているだけであり、さらに今日も恐怖の電話攻撃がクリットして金にならない仕事だけが増えていく。
俺は早くオーバーハウゼンに逃げてしまいたい。


『恋は足手まとい』(原題:Un fil a` la patte/2005/ミシェル・ドヴィル)配給:バップ/ロングライド

patte_main.jpg   68e9501e400ca071348893b3d08e39b0.jpg

19世紀のパリの社交界で繰り広げられるのはエレガントでしたたかな恋の駆け引き

恋するヒント満載の豪華絢爛エンターテインメント!

2006年初夏、シアターN渋谷にてロードショー


40歳になってもエマニュエル・べアールは相変わらず(あるいは今まで以上に)美しくチャーミングで可愛らしい。


ショッキングなほど幸福な映画だった。これこそ映画。
思えば、こういった(50年代のフランスやハリウッド映画のような)美しさの塊の如き完璧な映画は、ここ最近観ていなかったような気がする。

優雅で、卑猥で、享楽的で、華やかで、猥雑で、官能的で、非道徳で、知的で。
楽しくて、悲しくて、可笑しくて、いい加減で、新しくて、分かり易くて。
自由で、素敵で、美しくて、まるで人生のようだ。

まるで人生のようだ。

血気盛んに粋がる若者に、酸いも甘いも知り尽くした貫禄じーさんが余裕の鉄槌。
「わしが映画じゃ!!」って感じ。でも古くない。超新しい。

んなわけで、この映画はマジでオススメ。
しち面倒臭い屁理屈とか要らないから。
それが映画だから。

「足手まとい」なんかじゃない。(注※原題Un fil a` la patteは“足手まとい”の意)
力あるからこそ自由に撮れるじーさんが、軽やかに恋の駆け引きを楽しむ人間を描いた人生のようなコメディ映画。

あ〜羨ましい。年取るのってカッコいいな。
posted by 井川広太郎 at 23:08| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(1) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2006年04月24日

お楽しみはこれからなんだぜ。

えー。忙しいです。

忙しいって言葉も概念もあまり好きではないのですが、平たく言うと、概ねキャパシティ・オーバーです。

こういう時って、何故か畳み掛けるように色々なことが起きて、俺の意思とは無関係に、加速度的に物事が進む。まさにspinning。俺が中心だなんて思わないけど、明らかにspinning。

でも、俺、知ってる。体操部の顧問が筋トレの時「限界になってからの努力が自力になる」って言ってた。

これから夏に駆けて、ビッグなお報せを幾つも出来る筈です。がっつり、驚かせます。用意は良いか?

いまは、まだまだその過程。

夏に駆ける。その為に、いま、頑張るの。

一年越しのGO TO SUMMER。

You ain't see nothin' yet !!
posted by 井川広太郎 at 01:25| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

音が足りない

今日はロケ。

家を出てイヤホンを耳にすると、iPODの充電が甚だ足りていない。
何とか保ってくれ!と祈りながら起動するも、あえなく充電切れ。

そんな訳で、今日は移動中、待機中、そして帰宅するまで、とても辛い一日でした。

まあ、無ければ無いで、いつもは聞きそびれている街の音に耳を傾けるだけで、それはそれで素敵なことなのだが。

iPODを手に入れたのなんてついこの間なのに、今となっては無いと欠落感を味わう。まるで恋愛みたいだな。

なので、帰宅後は、ヘビーローテーションのキラーチューンばかりを集めた「俺の曲」フォルダを轟音でリピートする。

「俺の曲」フォルダは全部で7曲!
以下のヒントを頼りに全問正解で、豪華プレゼントをGETだぜ!

♯1. サンボマスター。好きな曲は他にもあるけど、俺の曲と言ったらこれ。
♯2. 唯一の洋楽。『Jackie Brown』のサントラより。
♯3. タイトルが『東京失格 短編シリーズ』の仮タイトル。椎名林檎。
♯4. Dragon Ash。歌詞が全部英語。
♯5. カラオケで唯一歌う歌。くるり。
♯6. 電気グルーヴ。まあ、当然、この曲。
♯7. 『東京失格』のエンディングテーマ。jun sekiguchi。
posted by 井川広太郎 at 00:21| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

『SPICA』ワールドプレミア上映!!

ついに『SPICA』がイメージフォーラムフェスティバル2006において本邦初上映されます!
つーか、オーバーハウゼンに先立つ、ワールドプレミア(世界初上映)です!

今上映の為に最終的な再編集がなされ、まだ誰も目にしたことの無い『SPICA』を是非この機会にご覧下さい!!

また、4日は白川幸司監督は勿論、俺も会場に行きます。
パークタワーホールで、僕と握手!!

白川幸司監督作品 映画『SPICA』
A KOJI SHIRAKAWA FILM 2005/HDV/16:9/color/STEREO/30min/JAPAN


『SPICA 予告編』Flash, 1min30sec

イメージフォーラムフェスティバル2006

■ 『SPICA』上映日時および会場

5月4日(木)14:30〜 / 6日(土)12:00〜 
@パークタワーホール(新宿)

5月17日(水)12:00〜 / 20日(土)14:30〜
@京都ドイツ文化センター(京都)

■ 入場料(消費税込)※各回入替制
 [当日1回券]1,200円
 [特別観賞1回券]1,000円
 チケットぴあ(0570-02-9999)、各プレイガイドで発売中!

■ お問い合わせ先
イメージフォーラム・フェスティバル事務局
http://www.imageforum.co.jp/festival/
TEL:03-5766-0116 mail:info@imageforum.co.jp
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目10番2号 
(シアターイメージフォーラムの建物の4Fが事務局です)


4日新宿会場では、特製ポストカード(非売品)をご来場者全員にプレゼント致します!
spicaScan.jpg
posted by 井川広太郎 at 13:18| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月18日

北海道の話8/8【3月15日 新冠】

んなわけで、最後のロケ地へ。

海沿いに西へ、つまり千歳方向に戻りつつ北上。
今回のロケで最も海から離れた牧場へと向かう。

殆ど商店も民家もなく、そして馬すら居ない喉かな山道を只管北へ。

車を路肩に止め、大自然の中で用を足す。
物凄く気分が良い。

改めて北海道は広い。

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:28-3.jpg

若干高地なので微妙に寒いとは言え、先程の荒天が嘘のような陽気の中、とっても平和的に撮影終了。

というわけで、今回のお仕事終了。
お疲れさまでした〜。

初の北海道で、牧場で撮るってのも初めてで、当初は慣れない部分もあったが、ちゃんとこなせたし、最終的には良い仕事ができたと思うな。

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:28-2.jpg

千歳空港に向かう為に、再び海に出て、海岸沿いを走る。
穏やかな海を見ながら、縁起物なので一応、「俺、帰りたくない… 帰りたくないよ」と呟いてみる。

千歳近辺に戻ると、ようやっと我がウィルコムに電波が入るようになる。
数名から「いま北海道のどこ?」とか「北海道どうよ?」っちゅーよーなメールが入っている。
はい。いま千歳空港で、北海道を離れるとこです。

行き同様、あっちゅー間に東京に着きよる。
あれだね。車の移動に比べると、飛行機っちゅ−のは、どうも情緒が無いね。



と思いきや、東京の夜景が眼下に見え始めると、感極まる俺。

そう、『東京失格』は、この景色を手にする方法論の映画なんだ。

そして俺はまた、東京の重力に身を委ねた。

【これで北海道の話はお終い。でも泣くことなんてない。遠くにあり、遠くにあり続けるものは全て、ロマンチックなんだから】
posted by 井川広太郎 at 00:09| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

福島拓哉監督作品『days of』上映

インディペンデント ショートフィルムズ 2weeks Vol.2

1.今後期待できそう 2.オリジナリティに溢れている 3.ぶっちゃけオモシロイ
 
この3点にスポットをあててプログラミングされたこの企画。今の日本のインディペンデント映画を心ゆくまでご堪能ください。

4/18(火)、19(水)、20(木)
開場 19:30 開演 20:00

場所:有楽町ファンタスティックシアター

チケット: 1,000円 (全席自由・税込)


古今東西の面白い自主の短編映画をまとめて上映するイベントだそうです。
かなりバリエーションに富んだ作品が楽しめるようで、とっても面白そう。

8mmで撮られた9minの短編映画『days of』は俺が助監督応援として参加した作品で、18日と20日に上映。
そして、我らが福島拓哉は20日にゲストとしてトークする模様!

興味がある人は、是非!!
posted by 井川広太郎 at 16:34| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月13日

興味や関心を奪うほど合う辻褄

そんなわけで、昨晩24時頃、やってきました!歓迎!やっつけ仕事ご一行様!!

「明日の夕方(つまりは10数時間後)までに企画書を1つで良いから出して」と言われる。

最近げちょげちょんに忙しい俺は、そんなん一晩で3つ書いてサクッと済ましてやるぜっ!と気合い十分。

数ある自分の中のストックから出しても良いのだが、ちょいと今回の依頼にぴったしなのが少ないのと、ぶっちゃけ勿体ないので、折角だからと新しい企画を考える。

こういった突発のやっつけ仕事は、作家性や自分の中の整合性、実現性などを捨てて臨めるので、なんつーか無責任に面白い企画を考えれば良いだけなので、楽ちんで楽しくリフレッシュになる。

しかし・・・ なかなか思うように筆(正確にはキーボード)が進まない・・・

おかしいなあ。調子良ければ、数時間で複数書き上げるのに。やっぱ疲れているのかしら。

結局、5時まで頑張ったが1つも完成すること無く、昨晩は床につく。


で、今朝はどうしても急ぎでやらなきゃいけないオーバーハウゼン絡みのなんだかんだを済まし、昼過ぎから再び企画書書きを始める。

しかし、昨日に引き続き不調。

苦しみながらも、なんとか2つを根性だけで書き上げ、先程、締め切りギリギリで送信。

数も、出来も不満ながら、タイムアップだわ。あー疲れた。


と、全てが終ってから、急に最高にオモロいネタを思い付く・・・

Too Late Blues
posted by 井川広太郎 at 19:29| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(1) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月10日

GO TO ドイツ!!

spica.jpg


 白川幸司監督作品 映画『SPICA』
第52回オーバーハウゼン国際短編映画祭 インターナショナルコンペティション部門 ノミネート


サッカーW杯も間近に迫るドイツで開催される、第52回オーバーハウゼン国際短編映画祭インターナショナル・コンペティション部門への『SPICA』出品にあたり、この度、白川幸司監督、主演の鈴木薫、 福島拓哉、撮影の井川広太郎が、日本からの出品2作品のうち唯一、現地に赴き、正式に参加することが決まりました。過去の映画祭参加時と同様に、今回も旅行記を記す予定です。

オーバーハウゼン国際短編映画祭
The International Short Film Festival Oberhausen
http://www.kurzfilmtage.de/
「世界で最も古くて、最も有名な映画祭のうちの1つ」(映画祭公式サイトより)
「私にとってオーバーハウゼンは映画監督になる為の最初のそして重要な一歩でした」ロマン・ポランスキー
「映画監督になると決意するのに、オーバーハウゼンでの日々が私にとっては役立ちました」ヴィム・ヴェンダース
「オーバーハウゼンが映画史を築いたという事実は疑いようがありません」ゲルハルト(1998〜2005 ドイツ首相)


白川幸司監督作品 映画『SPICA』
A KOJI SHIRAKAWA FILM 2005/HDV/16:9/color/STEREO/30min/JAPAN


―命は平等ではないー

ストーリー ドナー待ちの我が子を救う為に、両親はそれぞれの方法で狂気に走る・・・

公式WEBSITE HUE WEBLOG  http://film.m78.com/
『SPICA 予告編』Flash, 1min30sec http://film.m78.com/spica/new2/s_yokoku.html

監督白川幸司 2002年、劇場公開デビュー作品『眠る右手を』が香港国際映画祭などで絶賛されたインディペンデントの異才。続く2003年、短編映画『マチコのかたち』も劇場公開されると同時にバンクーバー国際映画祭ほかで上映され、韓国のJuMF2004ではグランプリを獲得。

出演  鈴木薫  女優。前作『マチコのかたち』に引き続いての主演。
  
   福島拓哉  映画監督。代表作『PRISM』(01)。
         自身の新作『クロス・ザ・レンズ』公開間近。

撮影 井川広太郎 監督デビュー作『東京失格』公開準備中。


PressReleases/プレスリリース(PDFファイル)
posted by 井川広太郎 at 22:08| 東京 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

ってゆーか24時制とかマジ勘弁。

最近、なんだかとっても忙しい。

周囲で「規則正しい食生活による健康」ネタが流行っているが、俺にはどうやら無理っぽい。


昨日金曜はLOFT/PIUS ONEで開かれたイベントで『雲母』を初上映させて頂いた。

新宿歌舞伎町にありアングラのメッカであるLOFT/PIUS ONEは、98年頃に何度か俺が主催の映画イベントをさせて頂いていて、俺にとってはイベント運営とトーク(司会もしていたからさ)を学ぶ貴重な場であった。

その想い出の地に、出品者としてだが8年ぶりに上陸!感慨深いわ。

イベントは超満員の大盛況で、他の出品作品も大変面白く、本当に楽しかった。

image/lostintokyo-2006-04-08T16:58:59-1.jpg
写真は舞台上より。見切れているのは誘拐映画社のウズマキマキオ氏。


融解座を除けば、こういった自由な雰囲気のイベントに参加するのは実に久しぶり。映画って誰にでも創れる自由な表現だと思うから、やっぱこういったフランクな場にもっと頻繁に参加するべきだなと改めて思った。


で、イベント終了後に、同行した『雲母』のスタッフとメンラーシバこうぜと夜の歌舞伎町を闊歩していたら、某外国より「今日中に資料を送れ」と至急の連絡。

今日中って、そっちの国での今日中ってことだよね?日本ではもうすぐ日付が変わるぞ?

ラーメンは並ぶので諦め、連中とびゃあっと飯喰って、そそくさと帰宅し、資料を某国の担当者にメール送信。なんか物凄く寂しい。


で、今日土曜はこれから29時バラシの現場へGO!


あ、そうか。

だから、せめて映画は、自由でなきゃいけないんだ。
posted by 井川広太郎 at 17:32| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

北海道の話7/8【3月15日 静内】

早朝から、今日の最初のロケ地へと車で向かう。

海から内陸に向かってかなり進むと、天候がかなり変わってくる。

というか、吹雪いている。

一旦、諦め、次のロケ地へ先に向かうことになりかけたが、少しだけ回復してきたので、様子を見ながらロケすることになる。

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:28-4.jpg

山の天気は変わり易い。

吹雪の合間を縫ってテキパキと撮影する。俺は勿論、カメラも今回初の完全防寒で臨む。
今回の北海道ロケ、思ったほど寒くなかったので安心していたが、やっぱ北海道は寒い。

ロケ中、太陽が出ていると暖かいのだが、雲に覆われると急に寒くなる。

そして、時折、とんでもなく冷たい風が吹く。

体感温度-20度。

生まれて初めて、ただ寒いというだけで涙がこぼれた。
posted by 井川広太郎 at 00:24| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年04月03日

雲母 東京失格 雲母編

雲母メイン2.jpg


「一年前の自分は・・・ いま、どこにいるの?」


井川広太郎監督作品 『雲母 東京失格 雲母編
a spin-off short film from lost in tokyo, "UNMO" 
A KOTRARO IKAWA film 2006/HDV/16:9/color/STEREO/10min/JAPAN/English subtitles


STORY
新人タレントとして目覚ましく活躍し始めた舞花は、新たな一歩を踏み出す為に、公私に渡って自分を支え続けてきたマネージャーである大塚との関係を解消することを決意するのだが・・・


INTRODACTION
今年度劇場公開予定の長編映画『東京失格』のスピンオフとして、井川広太郎がライフワーク的に撮り続けてきた“短編シリーズ”の4作目。
1日で撮影し、1日で編集するという制約のもと、桜の季節を切り取る10分の小品が完成した。
主演は、公募によって選ばれた東久保梓。大学で演劇を専攻する才媛で、今回が映画初出演。瑞々しい魅力で作品に華やかさと彩りを添えている。
その相手役には、『東京失格』本編、そして全ての短編シリーズに主演する一方、自身の新作『クロス・ザ・レンズ』が7月に公開される映画監督の福島拓哉
スタッフとしても“井川組”常連の面々が参加し、作品を支えている。


CAST

東久保梓 映画初出演。大学で演劇を専攻する才媛。公募にて出演決定。
image/lostintokyo-2006-04-01T23:45:48-4.jpg


福島拓哉 映画監督。新作『クロス・ザ・レンズ』公開間近。『東京失格』本編にて主演。
image/lostintokyo-2006-04-01T23:45:48-2.jpg



STAFF

監督/撮影/編集 井川広太郎

制作/録音 吉岡健太

衣装/助監督 澤田尚樹

車輛 毛塚俊太

協力 杉浦昇
   P-kraft

posted by 井川広太郎 at 14:45| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

北海道の話6/8【3月14日 浦河】

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:31-19.jpg image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:29-9.jpg

夕方、この日に宿泊するホテルに到着。
ここ浦河は日高地方の中でも牧場のメッカで、歴史と伝統が有る街。
また、漁港としても栄えている。

ホテルに着いてから夕食までに結構時間が空いたので、その辺を散歩することにする。
コンビニで買い食いし、ビール片手に浦河の街を散策。

湘南とは違い、水平線以外何も見えない港。
単線なのに日高本線。

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:30-17.jpg image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:30-18.jpg image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:29-10.jpg

浦河神社というのがあるので早速、100段ぐらいある階段を登ってみる。
上からは浦河の街が一望できる。
きっと、ずっと長い間、海の安全を見守り、避難場所としても機能していたんだろうな。

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:29-12.jpg image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:30-14.jpg image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:29-13.jpg 

また浦河には「大黒座」というこの地域唯一の映画館があった。
写真撮った筈なのに無くしたっぽい・・・
大黒座も色々歴史が有るようで、外観からしてとても素敵だった。
いつか、ここで俺の映画を上映してもらえたら良いな。


流石に寒くなってきたので、ホテルに帰る。
自室で独りビールを呑む。
この「北海道限定ビール サッポロクラシック」気に入った。

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:29-8.jpg


んなわけで、待ちに待った夕食は、目の前の港で穫れた新鮮な魚介類を振る舞う寿司屋。
俺は寿司と生魚が大好きなので、嫌が応にも唾液線が緩みまくる。
して、その味は・・・

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:28-7.jpg image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:28-6.jpg

いや、ごめん、正直ビビったわ。
今まで喰った寿司の中でも文句無しに最高峰。
噂には聞いていたが、北海道の海産物、恐るべし!
いやん、この寿司喰う為だけに浦河にまた来たいわっ!!



まあ、そんなこんなで上手い肴と酒に舌鼓を打ち、大満足でぐっすりと眠りについた訳なのだが、翌日も早朝から移動。

で、ホテルの朝食がまた驚いた。

概ね、日本中のホテルの朝食と同じなのだが、汁物が凄い!
汁物だけ本格的なタラのアラ煮で、これまた美味!

北海道!どこまで美味しいんだ、お前は!

image/lostintokyo-2006-03-15T21:29:28-5.jpg
posted by 井川広太郎 at 13:01| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(1) | lost in blog | 更新情報をチェックする