2006年08月31日

12日目/残り2日

今日は楽日が近付いて来たのせいもあるのか物凄くローテンションになって、上映後のトークも暗い感じで自分では反省しきりだったのですが、それが作風に近いせいか、何人かのお客様に「良いトークだった」と言われた。確かに素直な感じだったは思うけど。

ここ数日、今まで以上に自分の人生を振り返るようになって、思い返せば返す程、自分の思ったようには、願ったようには、思い描いたようには自分は生きることが出来ていなくて、そうしたいと思ったことの99%が実現できず、達成したその僅か1%が『東京失格』だと思うし、だからこそ誇りにも思うのだし、それでも前に進もうという気持ちは折れていないし、家族や、友人や、先生方や、過ぎ去りし恋人達や、そして映画から受けた恩を俺はまだほんの少ししか返せていないし、そういった祈りを映画に込めたし、これからはさらに厳しい道が続いて行くであろうから改めて自分の足場を確かめようと思ったんだ。

で、いよいよ明日が最後。

正確には楽日は9月1日だけど、毎月1日は映画サービスデー(入場料一律1000円の日なので前売り券で入場すると損した気分になるよ)だし、俺の30歳のバースデーだし、現状では本当に最後の上映機会だから不慮の遅刻や万が一の入場制限でちゃんと観られない可能性もあるし(カナダまで観に来てくれるなら話は別だけど)、言わば9月1日は「サービスデー」であって、俺は明日の31日が最後の上映のつもりで望みます。

で、劇場の人とそんな話をしていたら「10代の最後って覚えています?」と聞かれた。即答出来なかったけど、実は良く覚えている。あれだ、浪人時代にラブレターを出して(!)、その返事待ちっつーか、本人に直に会う機会が20歳になる誕生日だったんだよね。で、10年経って俺は『東京失格』というラブシネマを撮ったわけだ。相変わらず成長が無く何も変わってねーな、俺。

そんな訳で明日の上映はスゴいよ。上映する映画は同じだけど。きっと何かを始められると思う。新しい世界へ。行こうぜ。一緒に。映画LOVE!!
posted by 井川広太郎 at 02:05| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月30日

11日目/残り3日

つーことは20代での『東京失格』上映は、今日を入れてもあと2日か。

そかー。

昨日は、先生方が何人も来て下さってビビリまくった。

山本先生は高校時代の俺に映画を刷り込んでくれた人の一人。授業や部活動とは全く別に自主上映会を催して下さり、そこで観た数々の作品は今でも俺の最愛の映画達であったりする。特にホウ・シャオシェンの『恋々風塵』と「切なき思いを知れ」と題された山本先生の解説文はあまりに思いで深い。俺が映画を撮るようになるのはそれからずっと後のことだが、高校時代にそういう場にいられたことが、いまの俺にも繋がっているのだろうと思う。

その山本先生も、俺がまさか映画監督になるとは驚きつつ劇場にいらしてくれたのだが、作品を観て大変に気に入って下さったようで、また一つ、少しだけ恩返しが出来たように思う。

俺は学校からはあまり多くを学べなかったが、そこで出会った友人達同様に、先生方との出会いには本当に恵まれていたし、感謝している。

そういう意味では俺が大学で最後に教えを請うた竹村先生との出会いはまた格別で、それはまさに筆舌に尽くし難いのだが、その竹村先生にも昨日に劇場に足を運んで観て頂き、観て頂けただけで感無量つーか、まあ、ほっと一安心なのである。よかったよかった。


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昨日頂いた、お酒とお花。ありがとーございます!!

ところで最近、お客様に劇場を素敵だとか、お洒落だとか、落ち着いているとか、褒めて頂くことが多い。

やっぱ劇場の雰囲気で観る映画の感じ方も変わってくると思うし、映画とはそういう観客と劇場と映画作品とのコラボレーションだと俺は本気で思った上で、この劇場で上映したいと思ったから、我がことのように本当に嬉しい。

観るまでどんな映画か分からないのと同様、知ってても中に入らなければ劇場の雰囲気は伝わらない。

今日を入れても後わずか3日。

この機会に是非ご覧下さい。
posted by 井川広太郎 at 18:05| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月29日

10日目/残り4日

うわ〜、タイトル書いてビビった。

もう10日目で、残り4日か。知ってはいたが字に書いて改めてビックリ。

楽日はアレだから、まだ来てない人は兎に角、火曜29日、水曜30日、木曜31日に来てくれよなっ!それが無理なら10月にカナダまで観に来て下さい。

で、今日も主演の岩崎高広さん(たかちゃん役)と上映後に舞台挨拶。たまにはと真面目なトーンでいったらウケなかった。反省。

明日からはオモシロ・トークで行こうとたかちゃんと誓い合う。

つーか、たかちゃん、楽日まで毎日来てくれるって!(予定)

こないだ上映後にたかちゃんが舞台に登場したら、女子のお客さんが「きゃー!!」と黄色い歓声を上げていた。

いいなあ・・・


今日は所用を済ませてから劇場に行ったので電車通学。

やっぱ終電を気にしながらお客様と呑むのは落ち着かないので、明日はチャリで行こうと思います。

これもあと4日か・・・

切ないなあ。
posted by 井川広太郎 at 03:33| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月28日

9日目/残り5日

昨日は開場前より劇場入り口前でTVのロケが行われていたようで、雨の中ご来場されたお客様には多大なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありませんでした。

さて、昨日は上映後、主演の岩崎高広さん(たかちゃん)と舞台挨拶。
初の試みで、お客様からの質問を受け付けたところ、想像以上に盛り上がったので、様子をみて今後も行いたいと思います!

今日を入れて残り5日となりました。

これでもか!ってぐらい色々なことが起こる日々で、正直肉体的には限界ですが、こういう時ではないと出会えない人や物事に感謝しつつ、最後まで劇場公開に望みたいと思います!!

だから早く劇場に来て!!
posted by 井川広太郎 at 16:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月27日

8日目/残り6日

土曜日は御陰さまで大盛況でした。有り難う御座居ます。
リピーターの方も増えているし、この勢いで楽日までいけると良いな。
気に入った方は、ご家族、ご友人、そして恋人にもススメて下さい。

昨日頂いたお酒達。そしてお菓子。ありがとーございます!

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やっぱ疲れが溜まって来て、文章書くのもシンドイが、とにかく昨日のオールナイトの『眠る右手を』は衝撃だった。

久々に観て、本当に感動した。言葉が出なくなる程。

『右手』観て、何かあの頃のギラギラした熱意ってゆーか、爆発的な感情とか、迷いながらも邁進する確信っつーか、また創作意欲とか激しくやる気が出て来た。

残り6日『東京失格』行くぞー!!

映画LOVE!!
posted by 井川広太郎 at 17:17| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月26日

7日目/残り7日

昨日は何と言っても上映後の野崎歓先生とのトークショー。

言いたいこと、聞きたいことがありすぎて、話がまとまらないまま、あっという間に30分が過ぎてしまった。

残念、無念、しかし、自分に映画を教えて下さった先生と自分の映画で対談するという夢を実現し、個人的にはぶっちゃけ達成感もある。

また、お話しする機会を得られるように頑張ります。


で、その後、野崎先生や、野崎先生のゼミで一緒だった連中、そしてその連れの方々などと呑み。

みんな本を出版したり、映画雑誌の編集者として活躍したり、夢を追い続けていたり、結婚したり、子供が生まれたりと、それぞれの方法で着実に人生を頑張っている。負けてられない。

しかし、久々に古い仲間と呑んでると気持ちも学生時代に戻り、昔のように恩師に無礼をしまくる俺。あー、気持ちよかった。

このクソ疲れている時に、最高にタチが悪い連中と朝まで呑み、帰りの電車は本当にシンドかった。


ってゆーか、もう劇場公開の半分が終ったのか。早いなー。寂しいなー。物凄く疲れているけど、色んな人が俺の映画を観てくれて、毎日お客様の感想が聞けるから、楽しくて仕方が無い。

残り僅かだけど、一人でも多くの人に観てもらいたいです。


で、今日は21時からのレイトロードショー前に主演の岩崎高広さんと舞台挨拶して、それから23時30分からは白川幸司オールナイト。

俺が撮影をした白川幸司監督作を一挙上映するのだが、目玉は俺の人生に最も影響を与えた映画の一つである『眠る右手を』の上映。

3年前にシネキタで劇場公開したのだが、3時間半の長尺とあって、国内での上映の機会は非常に限られている。

つーか、俺も2年ぶりぐらいに観るのが楽しみ。

正直、体力的には辛いけど、この機会を逃したら、次はいつ観られるのか分からない。

『右手』は俺がバンクーバーに初めて行くことになった作品なので、今日上映出来るのもまた巡り合わせ。無理をしてでも観ます。
posted by 井川広太郎 at 18:42| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

6日目/残り8日

昨日はギャル2人組が来場し、俺を遠巻きに見てわーきゃー黄色い歓声を上げていた。

あ、俺、黄色い歓声受けたの生まれて初めてかも。

なぜか俺をアイドルかなんかと勘違いしているらしく、俺もそんな扱いに慣れているわけもなく、ホトホト困った。

しかし、彼女達も観賞後には非常に映画に満足した様子で「まさに臨場感というように、自分が映画の中にいて一緒に旅をしているようで、思わずタックンやたかちゃんと話してしまいそうになった」と言ってくれた。

でも「写メ撮らして」との願いは却下。だって俺、顔出しNGだもん。


お客様の感想や劇場の中で観ていた友人の話を総合すると、昨日の劇場内の少なくとも半数の方が泣いていたらしい。

必ずしも泣くのが良い評価とも思わないが、やっぱリアクションの一つとして嬉しい。

でも、大概、映画観て泣いた時ってエンドロール中とかに涙を拭いてしまうじゃないか。別に俺の為に泣いているわけではないだろうから俺に見せる必要も無いわけだが、後で「実は泣いてました」とか聞かされると寂しい。澄まし顔よりは正直な表情の方が好きでなきゃ、あんな映画は撮らないと思う。

んなわけで、公開記念のプレゼントとして頂いたガンプラ。ガンプラって!

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昨日の上映後、ある人と話していて「なんか、やっと終ったなって感じ」と口にしてから自分でもおかしな表現だなと思っていたのだが、終ったというより「いよいよ始まるんだぜ」という方が的確なんだと今朝になって気付いた。

自分自身も騙すぐらい周到な言い訳をして想いを遠ざけ、生活や現実や手元にある物事など様々な理由を盾に逃げていたのが終わり、素直に感情を爆発させることを始める。

でも、それって初めてのことじゃない。

だから俺は「思い出す」と表現したんだ。

やっと思い出したよ。
posted by 井川広太郎 at 10:22| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

5日目/残り9日

というわけで今のところ、俺は毎日劇場に行っています。

別に公式なイベントがあるわけではないのだが、上映後に鑑賞して下さったお客様と話すのが何より楽しいから。

今日も何人かのお客様が感想などを聞かせて頂き、大変に有り難かった。

なので期間中に劇場の内外で俺を見掛けたら、どうぞ気軽に話し掛けて下さい。


大体毎晩20時頃に中野の家から自転車で下北沢に向かう。自転車に乗るのはダイエットの目的と、混んでいる電車に乗るのが物凄くイヤだということと、終電など気にせずに呑めるから。そして単純に貧乏だからでもある。

で、約30分ほどで劇場に着いて、お客様の入り具合にドキをムネムネしながら、ビール呑んで煙草吸って上映開始、そして終了を待つ。

本当は毎日『東京失格』を観てお客様の反応を直に感じたりしていたいのだが、さすがにそこまで体力は無いので、劇場のカフェでぼーっとしながら、漏れてくる音を聞き、それでも静かに伝わってくる反応を味わっている。

日によっては上映終了後に舞台で挨拶し、それからお客様と直接話せるようになる。


なんか、あれだな、映画祭やイベントでの上映はあるものの、俺の監督作での劇場公開は初めてで、まだ5日しか経っていないのだが、これが作家として落ち着く対応だなあと俺は思う。

普通に考えたら、毎日劇場に映画監督がいるのも可笑しいかもしれないが、やっぱ自分の作品は気になるし、観た人の生の感想を聞きたいし、出来る限り足を運んでいたいとも思う。

遥か昔に上映イベントを運営していた時も、とにかく上映後にお客様と主催者、出品者が一緒になって呑める場であることを意識していた。

全国公開とかだったらそりゃ無理かもしれないけど、今回はミニシアターならではの良さを活かした劇場公開でありたいと思う。


で、今日は主演の福島さんがお忍びで劇場に遊びに来たから、上映後に一緒に短くトークショーしたりした。


で、ここでみんなに質問!

俺とかが舞台挨拶なりするとして、上映前と上映後はどちらが良いですか?

上映前だと、俺達のことについてお客様も良く知らないだろうし、作品の内容についても触れられないという面がある。
一方、上映後だと、割りとシリアスな映画だし余韻に浸っていたい、あるいは早く帰りたいという風にお客様ごとにそれぞれ想いがあるところに、邪魔が入ることになる。

いっつも、どっちが良いのか迷う。

意見を聞かせて。
posted by 井川広太郎 at 01:35| 東京 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

4日目/残り10日


というわけで今日は昼にバンクーバー国際映画祭のコンペへのノミネートの報を受け、大慌てで諸々の事務処理を始める。

海外の映画祭に参加するのって、かな〜りメンドイことが多い。つーかリアルにこの時間もカナダとメールの遣り取りしている。

勿論、大金持ちで物見遊山に行く分には簡単だけど、俺は貧乏でチャンスを掴みに行くわけだから、それ相応の準備がある。

でも、そうやって色々な国の人とコミットしてきた結果が、こうしてまた一つ実を結んだという実感もある。

バンクーバーの担当者にも「well come back!」みたいなことを言って頂き、今までして来た地道な活動が無駄じゃないんだなあと感慨深い。

以前の日記に書いた「2日で英語字幕を付けるの巻」がまさにこのバンクーバーへの道だったわけだ。

面倒くさがりだけど、人に任せてばっかの人よりは得しているなあと思う。

某TV局の人にも「どうやって映画祭に出したら良いんですか?」と聞かれたことがある。
「俺は数年掛けて地道にコツコツやりました」と応えといた。

んなわけで、『東京失格』の音楽を担当した関口純(サントラCDが劇場で好評発売中!)と共におビールで祝杯を挙げながら、事務処理する。それにしても暑い。


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で、今日の興行。

駅前のケヅーのビラ巻きもますます効果を発揮し、また評判を聞いて来たという方も多く、なんとも嬉しい限り。

早速バンクーバーのノミネートを祝って頂いたり、すげーデカイお花を頂いたりもする。あっざーす!!

江古田のフライングティーポットのマスターや、『恋鎖』公開間近の西條監督など、付き合いの長い人も来てくれた。

で、西條監督や友達や、今日ふらりとやってきたというお客様共々呑み。

みんなそれぞれの見方で『東京失格』を語っていて、聞くだけで楽しいし面白いし刺激になる。

やっぱ人や、映画や物事との出会いなのだなあ。と改めて思う。
posted by 井川広太郎 at 03:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

速報!!バンクーバーのコンペにノミネート!!

『東京失格』が第25回バンクーバー国際映画祭Competition in the Dragons & Tigers Award for Young Cinemaに正式に招待されました!!

やった〜!!劇場公開中に世界進出決定!!

今年の映画祭シーズンに幕開けから参加出来る!!

詳しくは追ってご報告します!!

ばんじゃ〜い!!

映画LOVE!!
posted by 井川広太郎 at 14:32| 東京 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

ゲスト情報追加!!

●8月25日(金)22時30分〜 トークショー(上映終了後)
ゲスト:野崎歓さん(フランス文学者)、井川広太郎監督


●8月26日(土)21時〜 舞台挨拶 
ゲスト:岩崎高広さん(主演)、井川広太郎監督

(こばやしまりさんはスケジュールの都合により欠席となりました。誠に申し訳ありません。)

posted by 井川広太郎 at 14:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

3日目終了/残り11日

今日は上映前に、下北沢の駅前でやっしーとけづーがチラシ配りをしてくれる。
そしたらストリートライヴをしているお兄さんと仲良くなったりしていた。
アナログで温かく下北っぽい。

3日目にして初の平日でしかも月曜なので不安もあったのだが、想像以上のお客様が来て下さった。

口コミで少しずつ評判が広がっているのを実感し始める。


上映後は例によって色んなお客様と話せて楽しかった。

なんつーか、この映画を観たお客様って、俺やスタッフやキャストとはまた違うスタンスで『東京失格』の参加者で、それぞれ自由にこの映画と接することが出来るし、好きになることも忘れることも、批判することさえも自由に出来る。

俺はいつも映画を撮るとき、自分の映画を撮るんだ!って強い気持ちと同時に、スタッフやキャスト、そしてお客様のことがちょっと羨ましい。

何度目かの鑑賞を終えたスタッフの「やっぱ良い映画ですね!」って素直な言葉に少し嫉妬した。


んなことを考えながら今日のお客様達と呑んでた。

どんどん『東京失格』が大きく育っていくのを実感した。
posted by 井川広太郎 at 03:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

お客様からのメッセージ 2

東京にいる誰もがちょっとは考えるだろう
「このままでいいのか」「これからどうしよう」
「幸せって?」という不安や疑問、
都市生活ならではのなんともいえない不安定感を、
ある意味冷たい都市風景とともに描いている。

表情がとてもよかった。
そのおかげで、見終わった後、
救われた気持ちになった。
主演の人の最後の表情がよかった。

なんか最初のときのような、
色んな新鮮な気持ちを想起させましたよ。

(20代・男性)
posted by 井川広太郎 at 02:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

というわけで2日目終了

今日は学生時代の友人が多数来てくれたので、連れの方々も巻き込んで上映後呑み会ー。

沢山の感想や意見を聞けた上、みんな楽しんでくれたようで良かったです。

明日から仕事っちゅーのに呑みにまで付き合ってくれた皆さんありがとー!!


別件で様々なジャンルのアーティストが集うパーティに参加していた仲間から電話。興奮した口調で「知らない人に宣伝したら、前から行こうと思っていたって人が沢山いた!」って。嬉しいなあ。泣いちゃおうかな。早く劇場で会いたいです。


で、上映2日目にして、既にリピーターが増殖中!有り難い限りです。

2度観たら、1回目とはまた違うように味わえる。10年後に観ても、違う時代の別の文化の人が観ても、誰でもいつでも何かしら感じることが出来る映画を志しました。


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写真は今日も頂いたお酒ー。ありがとう。まだまだ頑張ります!

映画LOVE!!
posted by 井川広太郎 at 02:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

お客様からのメッセージ

つい最近私の現実の生活で起こった事と重なるところがあり、ストーリーの中にすーっとはいっていってしまったのです。私と私の仲間たちも、たっくんやたかちゃんのような状態でなかなか現実を受け入れられなくて、女の子同士でしたから飲み歩くとかは出来なかったですけど、やはり飲んでひたすら煙草を吸っていました。三人組で残された二人という環境もおなじだったため余計にすごく自分とかさなってしまったのです・・・。
残されたのもう一人の友人は、暴走してました。彼女がなくなったのを知ったのが私のほうが先だったため、なかなか私の言うことを受け入れられなかったようで亡くなった彼女の実家にまで電話をかけて亡くなったことを確かめたりなんかして。。。。私は、彼女が亡くなってしまった事実はなんとなく前から、「こいつ危ない。」と感じていたので受け入れるのこはできたのですが、彼女がこの世に存在しないということをなかなか受け入れることが出来なかったんですよね。そんな感じで、ふたりで他のなくなった彼女の友達なども集めたりなんかして自分たちの感情をなんとかしようともがいていました。その時と全く同じ空気がスクリーンから流れてきて先月の私と私の友人がたっくんとたかちゃんに姿を変えているような錯覚に陥りました。
 違うところは、私たちが20代なこと。だから、たっくんとたかちゃんがカラオケで口論したようなことにはならなかったのですが・・・。たっくんが俺の目を見て本当のことを言え、のようなことを言っていましたが、その台詞の中にはいろいろ詰まっているような気がして考えさせられました。
「本当に楽しいのか?」
夢を追うことを辞めないで生きているたっくんと、納得し切れては居ない現実の中を楽しいと自分に言い聞かせて生きているたかちゃん。いつか私もそんなことを友人と真剣に話す日が来るのかもしれませんね。今は、夢を追ってひたすら走る決心をしましたから、それに追われる日々なのですが・・・。

映像の方は、いろいろな東京が見られて楽しいものでした。都電が出てきたり、ゆりかもめが出てきたり、羽田がでてきたり、吉祥寺だとかあのあたりがでてきたり。。。。それから、なんていうんでしょう・・・妙にリアルな空気の映像でした。冷蔵庫を開けると冷気が外に流れ出てくるみたいな感じで、日常の空気がスクリーンから流れ出てきていました。それは人が映るときは人だけが映り、景色が映るときは景色だけが映るから、人間の目線のような感じであったためなのでしょうか??

 まとめて言えば、すべてがリアル。なんとなく浸透圧という言葉が思い浮かび、東京失格が半透膜の向こう側の溶液ならば、溶媒である私は溶液の持つ力に引き込まれていった、そんな感覚を鑑賞後に味わいました。

(20代・女性)
posted by 井川広太郎 at 15:13| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

キネマ旬報に情報掲載

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キネマ旬報 2006年9月上旬号 No.1466号
(8月20日発売/(株)キネマ旬報社)
ニュー・シネマ・ラッシュ新作紹介に情報掲載
posted by 井川広太郎 at 15:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

初日無事終了!!

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御陰さまで大盛況のうちに『東京失格』劇場公開初日を迎えることが出来ました〜!

ご来場して下さった皆様、本当に有り難う御座居ました!

まずは福島さん、西藤さん、金井さんの初日舞台挨拶。お客様の反応も良く、非常に楽しく話せました。

続いて、ついに『東京失格』初上映。初めてお客さんと向き合う自分の映画を、さながら冒険の旅に出る我が子のように期待と不安と希望を入り混ぜながら送り出しました。

上映後はめっちゃ沢山のお客様とお話しすることが出来て超嬉しかった!満足度は非常に高いようで、ほっと安心しました。それは心から誇りに思います。

で、続いて初日のオールナイト上映開始!残念ながら期待した程の客入りではありませんでしたが、それを逆手に取って、とてもフランクなイベントにすることができ、お客様にも舞台に上がって頂いたりして生の話を色々な聞け、とても有意義な一夜になりました。

折角なので、レイトロードショーそしてオールナイトでお客様から『東京失格』に頂いた言葉を幾つかご紹介させて頂きます。

「キレイ。そして、リアルな画面で圧倒された。」(20代・女性)

「映像の中に自分がいる様なかんじになり、同じ体験はしていないのに別の自分の過去を思い出していたりしていまいた〜!」(20代・男性)

「前に進む元気を貰った気がしました」(30代・女性)

「精密な編集が小津映画を彷彿とさせた」(30代・男性)

「鑑賞中に自分の恋愛をふと省みてしまい、現実と作品の境目があやふやになった」(20代・女性)

「ビリビリ共感しちまった」(30代・男性)

その他にも本当に沢山の方々とお話しすることができて、とても嬉しく、刺激になりました。

やっぱ、劇場公開ならではの出会いがあるのだなと実感。

残すところ、あと13日。どんな出会いが出来るか、とても楽しみにしています!


写真は頂いた花束とお酒2本。まさに頂いて嬉しいプレゼント!ありがと〜!!
posted by 井川広太郎 at 06:02| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

君の人生の90分間を俺に預けてくれないか。

映画を観ている時って、他には何も出来ないわけで、他のことを考えていようが、例え寝ていようが、矢張り座席に縛られ、スクリーン以外は何も見えず、音響からしか何も聞こえないわけで、いわば、観客は自分の人生の中の貴重な90分間をその映画に預けるようなことになる。

そういった環境でしか共有出来ない世界があるからこそ映画は創られるのだし、そういう重みに見合うような作品であるべきだし、映画とはそのような観客との信頼関係がある作品のことを言うのだと思う。

いよいよ明日より『東京失格』劇場公開です。少なくとも愉快な90分間を提供出来る自信があるし、ひょっとしたらその90分間は観た人の人生の中で90分間以上の無限の広がりを持つかもしれない。

映画は観れば100%だし、観なかった人には存在すらしない。

是非、劇場で確かめて下さい。

井川広太郎監督作品『東京失格』
8月19日(土)より2週間 連日21時レイトロードショー シネマアートン下北沢



●8月19日(土)21時〜 初日舞台挨拶
ゲスト:井川広太郎監督、福島拓哉さん(主演)、西藤尚さん(出演)、金井アヤさん(出演)


『東京失格』公開記念オールナイト・イベント開催!
vol.1『東京失格 短編シリーズ 一挙上映!!』
8月19日(土)23時30分〜 2000円均一(『東京失格』特別鑑賞券をお持ちの方は差額¥700で入場可)
上映作品:『東京失格』『東京失格 短編シリーズ(全6本)』
(監督、福島拓哉さんのトークショーあり、飛び入りゲスト有り、シークレット上映有り!!)





今年は誕生日が14日間あるんだぜ。

多分、明日俺は生まれ変わります。

明日から14日間、少しずつ確実に生まれ変わって行き、楽日(劇場公開最終日)にはきっと何かが起こると思う。目に見えるものか、内面的なものかは知らないけど。

かといって急に人生が変わったり、人が変わったようになるわけではないだろうが、少なくともそのきっかけになるのが明日からの14日間であることは間違いない。

俺にとっては毎日が誕生会なのです。

まずは明日の初日、レイトロードショーで舞台挨拶、しかる後に遂に『東京失格』初上映。多分、感極まって呑みまくります。

そしてオールナイトでは呑んで喋りまくります。かなりフランクなオールナイトになると思うので、作品はもとより、俺っちとゆっくりお話したいという奇特な人はオールナイトがオススメかも。

そんで14日間、俺は毎日劇場に行って、色んな人と話して、呑みまくります。例え祝われなくても、自分で自分を祝います。




ここで、良い子のみんなは俺と約束

1.出来るだけ一週目に劇場に来る
二週目は混む可能性があります。『眠る右手を』や『マチコのかたち』の劇場公開でも楽日や楽日前日に来たりして満員で入れなかったという知人が多数います。見逃さない為には何より早めに来て下さい。

2.観て面白かったらBlogやSNSで感想を書く
情報が溢れる現代だからこそ一番頼りになるのは口コミです。気に入ったらお友達にもオススメしよう!気に入らなくてもオススメしてくれると有り難いです。


付け加えてオトクな情報をお教えすると、楽日である9月1日は、俺のリアルな誕生日であるだけではなく、「映画の日」なので入場料が一律1000円になります。

なので、必然的に混みます。さらに前売り買っている人は損することになります。なので最終日は避け、早目に来場することを強くオススメします。



さあ、いよいよ始まるんだぜ。

posted by 井川広太郎 at 22:25| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(1) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2006年08月17日

今日発売の「ぴあ」に情報掲載

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WEEKLYぴあ/8/24号 8月17日(木)発売/発行:ぴあ株式会社




なんか、いよいよです。
いよいよ明後日、『東京失格』公開です。

いよいよになると、いよいよならではの色々が起こるもので、今週は、そりゃまあ大変でした。

いまは兎に角、無事に初日を迎えたいという思いだけです。それだけです。

公開決まってから本当にあっという間で、とにかく多くの人に観てもらいたいという一心で、不安とか、期待とか、希望とか、思えば1年前の現場から、さらに言うとそれから半年前の脚本執筆の時から『東京失格』に全てを賭けて脇目も振らず走り続けて、そしてやっとこのトンネルを抜けたら、いままで見たことの無いようなパースペクティブが広がるような気がするのまるで、映画を観て劇場から出た時のように。

カッコ悪くても良いや。俺にはこの映画しか無いし、この映画から俺にも、そして誰かにもきっと何かが始まると思う。

あんま上手に書けないけど、是非、劇場に来て下さい。
posted by 井川広太郎 at 22:42| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

俺のライバルは地球最強の男なんだぜ。

というわけで一週間後に『東京失格』は公開されます。

公開初日というのは、映画興行において最も重要な日の一つです。

勿論、出足は良くとも下降する場合や、逆に尻上がりに評判が上がる作品もあります。

ただ一般的に言って、興行の成否を占う大きな要素であるのは間違いないし、初日動員は事実として協力なアッピールポイントになります。(ハリウッド映画でよくある「公開三日での動員記録!」とかがそれ。あと、先行オールナイトとかもその手の戦略の一つ)

何より、その初日に向けてスタッフ一同頑張っているので、大入りのお客さんを見たら、そりゃあもう、嬉しいわけです。

んで、映画は一般的に土曜に初日を迎えます。つまり、19日の土曜に公開初日を迎える映画が『東京失格』以外にもあって、それらは言わば、同時にスタートを切るライバルなわけです。

で、その一つが… 『スーパーマンリターンズ』!! ...orz

勿論、『東京失格』と超ブロックバスター映画を比較するのはナンセンスなのですが、まあ、俺に言わせれば相手として不足はないね。受けて立ってやるよ!と下北沢の隅っこで映画愛を叫ぶんだぜ。

んなわけで、良い子のみんなは、初日の土曜19日21時、シネマアートン下北沢で僕と握手!!


あと、ゲスト情報が少しずつアップされているので公式サイトも見てね!
posted by 井川広太郎 at 18:01| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする