2007年05月22日

FREE THAI CINEMA MOVEMENT

5月22日(火曜)

昼過ぎにアピチャッポンから電話がある。
お互いに今日の予定を確認した後、アピチャッポンが「明日、新宿か銀座の中古カメラ屋に行きたのだが教えてくれないか」と言う。
俺は明日(つまりは今日)は同行できないので、地図を作って持って行くよと伝える。

んで、19時に渋谷のUPLINK FACTORYに行く。
ここで開催される「アピチャッポン・ウィーラセタクン来日記念/アピチャッポン短編秀作選」にゲストとしてアピチャッポン本人が来るのだ。

しかし当然のように、タイ人のアピチャッポンは大幅に遅刻して来る。ともあれバンクーバ−以来の再会。

船上で架空の父を祀る短編映画『輝かしき人々』が 現在開催中のカンヌ国際映画祭の監督週間に招待されながら、高知や大阪、東京といったジャパンツアーで来日中のアピチャッポン。
さすがに会場は結構な客の入りで、ティーチインでも質問が飛び交う熱気に溢れていた。

個人的には『国家』という短編が『世紀の光』の流れをそのまま結晶したようで、他の誰にも真似できない独特の映画に満ち溢れていて非常に気に入った。

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で、イベント終了後は、アピチャッポンやスタッフの方々に混じり飲み会。

「Lost in Shijyuku」「Lost in Ginza」と名付けた新宿と銀座の中古カメラ屋マップを渡したら、えらく喜んでくれた。
これで心置きなく東京で迷子になれるね!

因に、タイ語で『Lost in Tokyo』は「ロンハー・ナイ・トーキョー」と言うそうだ。
タイに行く機会があったら是非とも使ってみたい。

そんなこんなで楽しい宴はあっちゅー間に終わる。

また、一緒に飲みましょう!


で、例の件。
没収されたフィルムは未だに返却されてないということ。
嘆かわしいです。

ヴェネチアでも名作と評された新作『世紀の光』がタイ本国での公開が間近に迫ったところで検閲され、有識者から成る委員会より、4箇所のカットを言い渡された。

アピチャッポン監督が修正を拒否すると、タイでの上映は中止に追い込まれ、該当箇所を削除するまで、フィルムを返却しないという。

その根拠となる法律は、タイ民主化以前のもので、現状に適応しないが故、表現の自由を求め、WEBで署名活動を展開中!

国王や政府に反対するのではなく、古い法律を変えようという、やわらかな運動。
趣旨に賛同の人は、是非、協力を!

以下をクリックし、同サイト最下段のボタンを押して、英語で名前とメルアドを書く流れ。

署名サイト http://www.petitiononline.com/nocut/petition.html
posted by 井川広太郎 at 22:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

Keep in touch! 19 10月10日

08:00 起床

バンクーバー最後の朝食。
パサパサのパンが切ねえな。


09:00 ホテル前

約5分で荷造りしてホテルの玄関に行くと、送りの予定ではない日本人スタッフが何人かいる。
どうしたのと聞いたら「ちゃんとお別れのご挨拶をしていなかったから」だって!
コラッ!俺が泣いちゃうじゃないか!

同便で帰国する某プロデューサーと、ほぼ同時刻でNYに帰る『ミリキタニの猫』のプロデューサーのマサさんと俺との3人が、ハイヤーで空港へと送ってもらう。

空港での飛行機待ちの間にバンクーバーでの食事の話題になり、ここバンクーバーにも独自の郷土料理があるらしいので今更ながら是非とも賞味しようということになる。

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しかし空港のスタンドで注文したせいか、一見して割りと普通にソースをかけただけのポテト。

今度来る時は、じっくり味わいたいものです。


13:05 バンクーバー発

飛行機の中では『カーズ』とか何本か映画を観た。
客室乗務員に「ウォッカを下さい」と頼んだら「え?ストレートで飲むんですか?」と目を丸くされる。
しかし彼女が初恋の人に瓜二つだったので、俺はそれどころではなくドキドキしていた。


10月11日 14:50 成田着

というわけで、夢にまで見た監督作でのバンクーバー国際映画祭への参加は長いようであっちゅー間に終わる。

また、これから『東京失格』と色々な国に行くことになるのだろうけど、なんつーか、矢張りバンクーバーは俺にとってあまりに思い入れが強すぎるし、劇場公開してから休む間もなくこの旅に出て、これでやっと長い長いめくるめく冒険の序章、一区切り付くような感じ。

すげー楽しくて、オモロくて、嬉しくて、充実していたのだけど、その何百倍も果てしなく切ない感じ。
何言っているのか分からんけど。


最後に、心の父であるジョン・カサヴェテスの言葉を引用して旅行記を終える。

「映画が終わると、愛が終わったみたいに感じる」
posted by 井川広太郎 at 01:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | バンクーバー旅行記2006 | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

Keep in touch! 18 10月9日

09:00 起床

全ての日本からのゲストが早朝にバンクーバーを発った。
俺も明日の朝に東京に帰る。
ので、散歩して、ピザ喰って、しんみりしている。

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11:00 『カインの末裔

奥秀太郎監督の『カインの末裔』を観に行く。
有島武郎の同名小説や、旧約聖書の一節「カインのアベル殺し」にインスパイアを受け、工業都市・川崎を舞台にセクシャル&バイオレンスに描いた映画。
映画祭には主演の渡辺一志さんなどが来ていた。

その後、木村さんと合流し、映画を観に行く。


14:00 『Border Post』1241.jpg

チトー死後、分離独立の気運が高まる1987年のユーゴスラビアでアルバニアとの国境に配属された一部隊を描いたベストセラーを映画化したブラックコメディ。
話は分かり易いのだが、英語が分からない以上に、比喩や隠喩の面白みが理解できない部分が多く、やっぱもうちっと世界情勢についても勉強しなきゃなーと思う。

それから木村さんの友達も来て3人でお茶してる。
バンクーバー在住の友人が居たおかげで一層充実した旅行になった。
今度は東京で遊びましょう。


17:00 映画祭本部

この日のパーティは中華。
焼売を喰いまくる。


18:40 『Buddha's Lost Children』 0726.jpg

タイで多くの孤児を旅しながら育てる元ボクサーの僧侶のドキュメンタリー。
一見、ドラマなのではと思ってしまうほど美しい映像と特に色彩が素晴らしい。
子供達の屈託のない笑顔が素敵。


21:00 RUN ROBOT RUN!パーティ

『RUN ROBOT RUN!』のパーティにポール、久美子さんらと行く。
映画祭期間中、作品を広く知ってもらうためにこういうパーティを映画会社が独自に開催する。
作品は既に観てオモロかったし、主演のララとも仲良くなっていたので気楽に行ったのだが、会場が強面のドアマンがいる物凄く高級そうなクラブでビビった。
が、中では普通にフランクなスタンディングパーティ。
俺達は2階のテラスにでて、ダラダラと飲み食い。
いやん、もう明日に帰るなんて切なくなっちゃう。


23:00 the Saddest Boy in the Worldパーティ

続いて、別のパブで開催されていた『the Saddest Boy in the World』のパーティにも参加。
この作品のプロデューサーと仲良くなってたので「明日帰るのー」と挨拶。
こっちは粗方既に出来上がっていて、遅れて行った俺達も適当なテーブルに座り、周りにいる人たちとダラダラと飲み話す。
しっかし俺は、帰りたくない症候群が発症し、上の空。


25:00 ホテルに帰る

ポールと久美子さんに送ってもらってホテルに戻る。
そもそも、この二人との出会いが俺にとってのバンクーバーの始まりのようなものだったので、すっかり感極まってしまう。
4年前に初めてバンクーバーに来た時に彼等に出会い非常に良くして貰い一気にバンクーバーを好きになり、そして2年前に来た時には再会し2年後にまた来るぜと豪語し、そして今回、初監督作品で念願のバンクーバー国際映画祭に出品し、嬉しいやら、有り難いやら、今度はいつ会えるやら。
なんか一言でも口にしたら号泣してしまいそうなので「じゃっ!」とかアッサリ挨拶して、そそくさと自室に逃げ込む。

もっとちゃんとお礼を言えば良かったと後悔。
アレなんだよね、泣いちゃダメだとか踏ん張るのって、必ず後で後悔するんだよね。

いい加減、素直に泣けるカッコイイ大人になりたいです。
posted by 井川広太郎 at 00:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バンクーバー旅行記2006 | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

明るい瞳

『明るい瞳』 原題:Les Yeux clairs/2005/フランス/配給:アステア

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スランスの村からドイツの森へー
いつも孤独と隣合せだった女の子のファニーが
森で暮らす木こりの青年オスカーと出逢い
はじめての優しい愛を見つけるまでを描いた心のロードムービー

「深い木漏れ日の下で、わたしのなかの、ひかりをみつけた 」

第55回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品
2005年ジャン・ヴィゴ賞受賞

監督:ジェリーム・ボネル
出演:ナタリー・プトゥフ、ラース・ルドルフ、マルチ・チッティ、ジュディット・レミー

今夏、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開


むー、素晴らしい映画でした。

わずか4名のメインキャストとトラベリングとロングショットで、感情の機微と人間の滑稽さと愛の残酷さを描ききってる。

しかも監督は当時若干28歳!
ジャン・ヴィゴ賞かあ… ジャン・ヴィゴ。ジャン・ヴィゴ。
アタラント号が水面を滑るかのような滑らかなトラベリングに酔いしれました。

という意味で、全くもって映画的な映画。
まさしく眼差し。眼差しそのもの。
そこには人生と愛が、滑稽で美しく残酷に映る。

映画的な記憶が贅沢にも散りばめられながら、極めてシンプルな物語は、すっーと絵本を紐解くかのように静かに流れ出る。

んで、溢れる。
溢れた出た瞬間、ヤバい!ヤバいって!!と思いながら唐突に映画が終わる。
でも、止まらない。
止めどなく止まらずに溢れ続ける。
その辺が映画的だなあと思う。

チャップリンから侯孝賢、ヴェンダース、カラックスやアサイヤス、でも本当はロメールなんだろ?言っちゃえよ、言っちゃえよ!とか思って観ていたら本当にロメールで終りやがった。衝撃。すげー。

いつの間にか始まったトラベリングが長く長く続き、その穏やかな心地に身をゆだねていると、唐突にカットが変わる。
エッと驚きながら、こっちの身体と心は未だにトラベリングし続けているような、不思議な夢見心地。

まさに映画。
映画以外の何物でもない。

確かにメルヘンなおとぎ話なのだが、おとぎ話ってそもそも無慈悲なものでしょう。
人間なんて滑稽だし、愛なんて残酷だし、だから人生は美しかったりする。

いやー、瑞々しい!

そういう覚悟は、やっぱ必要なんだなと思う。
posted by 井川広太郎 at 23:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

選挙

選挙』 2007/日本・アメリカ」/配給・宣伝アステア

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2005年秋。東京で気ままに切手コイン商を営む「山さん」こと山内和彦(40歳)は、ひょんなことから自民党に白羽の矢を立てられ、市議会議員の補欠選挙に出馬することになった。政治家の秘書経験もない山さんは、政治の素人。しかも選挙区は、ほとんど縁もゆかりもない川崎市宮前区だ。地盤どころか後援会すらないまま、激しい選挙戦に突入することになる…

電柱にもおじぎせよ!
壮絶「どぶ板選挙」にみるニッポンの民主主義

2007 ベルリン国際映画祭フォーラム部門 ワールド・プレミア

監督・撮影・編集:想田和弘
製作:Laboratory X, Inc.  協力:IFP
登場人物:山内和彦、山内さゆり、小泉純一郎、川口順子、石原伸晃、萩原健司、橋本聖子 ほか
ドキュメンタリー|120分|カラー|日本/アメリカ|デジタル上映(16:9/ステレオ)
配給・宣伝:アステア

日本全国17都市で6月からロードショー開始!
[東京] シアター・イメージフォーラム

作品公式サイトhttp://www.laboratoryx.us/campaignjp/


またもやドキュメンタリーなのであるが、これまた面白かった。

既に、先のベルリン国際映画祭で大変に話題になっていたので楽しみに観に行ったのだが、予想以上に興味深い作品だった。


「観察映画」と銘打っている通り、インタビューも、突っ込みも、ナレーションも無く、脚本も曖昧で(一般的にはドキュメンタリーも撮る前に構成を決めておくのだが、ただその撮影中、編集中での修正の頻度が劇映画より圧倒的に多い)、いわゆるドキュメンタリーの手法とは異なっている。

しかし、そういった手法でなきゃ見られなかったであろう世界が次々に映し出される度に、この映画ならではの快挙を痛感する。

日本人にとってはあまりに「日常的な」選挙のありのままの姿を表現するには、二人の"火星から来たジャーナリスト"が必要だったのだ。

主人公の山さんは政治に関しても選挙に関しても全くの素人、であるから彼は全ての事、物、人に関して驚き、衝突し、体験してゆく。
周りの先生方や、選挙運動員、そして有権者から見ても彼は頼りなく、その為に彼は必要以上に選挙の深みにズブズブとハマッてしまう。

と、同時に、監督自身も日本人ながら現在はニューヨークに拠点を置くドキュメンタリストで、山さん同様にやはり異邦人であり、選挙の中枢に居ながら目に映る全ての事象が刺激的で、子供のように面白がってカメラとマイクを向ける。

そういった二人の前だからこそ現れる光景、語られる言葉、発露する感情がある。
この緊張感ある距離感を保ち続け、彼等二人は本当に最後まで、そういったよそ者感を維持し続けたことがこの作品の最大の面白味になっている。
本当に最後の最後まで同化しないんだぜ!オモロすぎ。

多くの日本人があまりに日常的であるが故に特に関心も示さずに素通りしてしまう選挙事務所、街頭演説や街宣車の中に、こんな世界が広がっているということは、"火星から来たジャーナリスト"からのレポートにこそ発見できる事実なのである。


であるから、この『選挙』という映画がベルリンを始め各国の映画祭で高く評価され、その上で日本で公開されるということには可笑しさと同時に映画的な愉しみがあって、それはつまり海外から見た日本の姿にただただ驚愕するか、あるいはそれを受けて自己証明のために我々自身がカメラを持つか、もはや目を瞑ったり耳を塞いだりでは逃げられないということであり、つまりは映画は既に存在してしまっているのである。

いやはや、愉快痛快。
posted by 井川広太郎 at 00:26| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

ブカレスト映画祭にて上映

『東京失格』がthe 1st Bucharest Film Festival 4-14 Mayにて上映されます。

この映画祭での上映は某プログラマーの推薦でついこないだ急遽決まったもので、もう今日にも上映されるらしいのですが、バタバタしていて俺も詳しいことはあまり良く分かっていません!

ただ、ルーマニアの首都ブカレスト。
物凄く行きたいけどなかなか行く機会の無い街に、作品が俺の代わりに行ってくれるのです!
一人でも多くの人が観てくれて、遥か遠くの東京という街と、そこに生きる人々に思いを馳せてくれればと思います。


ちなみに、ベルセロナがスペイン語字幕で上映されたように、ブカレストはルーマニア語字幕での上映。(共に英語字幕も付いています)

あんなに台詞の多い映画の字幕を独自に付けるのは大変だろうなあと思いつつ、英語圏以外での上映が増えるのも非常に嬉しいです!

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posted by 井川広太郎 at 15:01| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

Keep in touch! 17 10月8日後編

19:30 『ヨコハマメリー

日本人ゲストチームと合流し、同じくゲストである中村高寛監督の『ヨコハマメリー』を観に行く。

既に日本では大ヒット、大きな話題になっていたのだが、俺はバンクーバーの地で初めて観ることになる。

んで、映画はガチ最高。

ファーストカットから全身がシビレルような興奮。
こういうドキュメンタリーを撮りたいと、俺が長年憧れていた作品が目の前にあるという感動。
なんて言えば良いのか分からなくなるほど好きな映画なのだが、簡単に言うと、この映画を観てからこの映画を忘れたことは一日だって無い。
いや、本当に素晴らしい映画でした。


22:00 Subeez Cafe

んで、日本人ゲストチーム総勢10数名で『ヨコハマメリー』上映の打ち上げ。
ポールと久美子さんに連れられて来たのはSubeez Cafeというお洒落なカフェ。

広い店内の隅にあるパーティーテーブルに陣取ると、店員がメニューを持って来てくれた。
「ひょっとすると、アンタ達は日本の映画監督か?」
「そうですよ」
「いま友人が『ヨコハマメリー』っつーのを観て物凄く面白かったってメールがあった」
「彼がその監督ですよ」
「マジで!スゴいなあ!彼女は本当に気に入ってたよ」
「ありがとう!」
「あと彼女は『東京失格』ってのを観たがってた」
「あ、それ、俺が監督!でも上映は終っちゃった」
「え?そうか… それは残念だなあ」

まあ、そんなこんなで、宴は始まる。

皆で楽しく呑みながら、ちょいと中座していた俺は席に戻ると同時に、店内に流れ始めた曲に猛烈に引かれる。
なにこれ、ヤバい!ヤバいって!!
音楽に詳しいポールに「この曲なに?」と聞いたら「ん?知ってる気もするけど思い出せないなあ」とのこと。
この時、まだイントロ。
ヤバい!心臓がドキドキしてきた!なにこれ!なんなのよっ!この曲は!
その場にいるみんなに聞くが誰も知らない。
んで、ついにケリーさんのボーカルが始まる。
ヤバい!

もう我慢できなくなった俺は席を立ち、レジにいる店長のところに走り、この曲はなんだと尋ねる。
すると店長は「来たな」とばかりにニヤリとしながら俺を指差し、ちょっと待てとメモり始める。
その間も曲が流れ続け、俺はなんかクリスマスプレゼントをもらうような気持ち。

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Song:This Modern Love
Album:Silent Alarm

そう書かれたメモを満面の笑顔の店長に渡された俺は、日本に帰ったらミュージシャンのjun sekiguchiにさっそく聞こうと小躍りする。
ありがとー!!

これが俺とBloc Partyとの出会い。


24:00 ホテルのロビーで別れを惜しむ

深夜の静まり返ったダウンタウンをぞろぞろとホテルに向かいながら、みんな帰りたくない症候群が発症する。

俺以外の日本人ゲストは全員、明日の早朝の飛行機でバンクーバーを発つ。

あまりにも楽しい日々と、物凄く仲良くなれた仲間と、別れを惜しむようにホテルのロビーでたむろし、話し込む。

もう寝る時間が無くなっちゃうよ、もう朝まで起きてた方が無難かもとゲラゲラ話しながらダラダラしている。


27:00 

いい加減、ホテルにも迷惑だしなという感じで、記念写真を撮った後、それぞれ自室に戻る。

そして、寝る。
posted by 井川広太郎 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バンクーバー旅行記2006 | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

バルセロナアジア映画祭にて上映終了

『東京失格』の第9回バルセロナアジア映画祭での上映は4月29日に無事に終わりました。

映画祭ディレクターからのメールによると、なんと『東京失格』のチケットはSOLD OUTだったそうです!

わー嬉しい!!

現地では日曜の夜22時からの上映だっつーのに多くの人が観に来てくれたようで本当に有り難いし,なんつーかこれでまた映画を通じて世界の人々と接点を持てたという実感は何にも代え難い喜びです。

俺が100年前の知らない国の映画を観て育ったように、『東京失格』がいつかほんの少しでも誰かの何かのきっかけになれば、本当に嬉しいことなのです。

それが映画だと思うし、俺の人生なんだと思う。

現地で観た方の感想や会場の様子など聞く機会があったら良いな。



『東京失格』が生まれてまだ1年も経っていませんが、これからも一つでも多くの国で上映して、ちょっとでも大きく成長できるように、俺、頑張る。
posted by 井川広太郎 at 15:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする