2008年02月29日

閏日

2月29日という日付のエントリーを書けるのは4年に一度のようなので、折角なので何か書こうと思い立った。

あと10分で日付が変わってしまうので焦っている。

前回のうるう年には何を書いたのだろうと思ったが、このBlogは始まってまだ4年目、3年と7ヶ月ほどしか経っていないので、閏日を迎えるのは実は初めてなのである。

恐るべし!閏日!!はじめまして!

Wikiなどで閏日について読んでみたりしつつ、暦とか太陽暦とか天体の運行とかについて考えていると、大変に興味深いのだが、複雑過ぎて考えているうちに日付が変わってしまうので、それは4年後にとっておくことにする。

誕生日や年齢の数え方や各国での習慣とかも興味深いのだが、それも複雑過ぎて調べているうちに日付が変わってしまうので、それも4年後にとっておくことにする。

そういえば今日、デジカメの日時設定が狂ったので補正していたのだが、ちゃんと29日で入力出来たが間違いなく閏年を反映して明日が3月1日と表示されるか、それは1分後に分かる。

あ、閏年って、オリンピックの年なんだっけ。

そんなわけで時間切れ。じゃ。
posted by 井川広太郎 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

納豆を食べる

子供の頃は好き嫌いの激しい子だった俺も、年を重ねるにつれて自然と何でも食べるようになった。

単純に、色んなものを楽しんで味わって食べられる方が喜びも多いと思う。

なので、大人になった俺は、好き嫌いは言わない。

んが、納豆だけはどうしても食べられなかった。


それが先日、思い切って10数年ぶりに試してみたら、なんともあっさり食べられた。

匂いが大嫌いだったはずだが香しいとしか思わず、ネバネバが苦手だったはずだがせっせとかき混ぜ、口には決して入れたくなかったはずが美味くてビビった。

というわけで、30数年に渡る長く高い壁を一気に一瞬にて乗り越えてしまった。


しかし、この明らかに歓迎すべき自体に、一抹の悲しみもある。

その悲しみを探るに俺は「何でも食べる雑食の俺だが納豆だけは嫌い」ってことにささやかなアイデンティティを持ち、それを維持する為にむしろ意識的に納豆を嫌っていたのかもしれない。

この悲しみは、そういった虚構やそのための自分の努力が否定されることへの抵抗なのかもしれないと気付いた。

いや言うまでもなく、何とも安っぽくちっぽけで下らない拘りである。

そんな些細な悲しみなど、すぐに忘れてしまうのだろうが、いやなんというか、青春の断末魔というか、その、とっても嬉しくちょっぴり恥ずかしいのであります。

ところで、こないだ友人と「喰わず嫌い王ごっこ飲み会」をしようと話していたのだが、いよいよ喰わず嫌いなメニューがなくなってしまった俺は参加することが出来ずに、どうしよう。
posted by 井川広太郎 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年02月27日

電撃結婚したい

そんなわけで、ネット復旧っつーか、前よりイクなりました。

今日は朝から友人の引っ越しを手伝ったのち、午後は『ビルマ、パゴダの影で』という映画のプレス試写に行く。

某エディさんがかつて「ポリティカル・ロック・バンド」と名乗るバンドを組んでいたのだが、俺はそれに全く遺憾。

曰く、「ポリティカルでないロックなどロックじゃないから」。

それと全く同じ論理で、俺はポリティカルな映画監督であるとか、ポリティカルな人間であるとかは言わない。

ところで、『東京失格』にはビルマ人も出演しているからというだけではなく、ロシア革命やフランス革命についての本を読み直す昨今、そういった歴史をよりアクティブに感じる為にもビルマ情勢には嫌が応にも関心がいってしまうので、そんなこんなで楽しく鑑賞。

ちなみにその試写には某Pをお誘いして一緒に行ったのだが、その若干小太り(←これ名言だね!)の某Pが待ち合わせ場所に登場する姿は、とても堅気に見えず、素直にブルッちゃいました。

夕方に、栄光学園の後輩で美大に通っているという某くんのインスタレーションを観に原宿へ。

展示は勿論素晴らしいのだけれど、うっかり男子校卒業生の因果などという話で盛り上がってしまう。

にしても我が母校は、なんだかんだとコンスタントに芸術系の道に進む卒業生を排出しており、そんなところが表には現れにくい豊かさなのかもしれないなと、ふと思う。

夜はタックンと痛飲。

ところで最近電撃結婚したいので、「電撃結婚したい」とよく口にするのだが、その度に「相手はいるの?」と聞かれる。

既に相手がいたら、ちっとも電撃じゃないじゃんか!

そんなわけで、今日はタックンと「男前」について語り尽くすとっても男前な一夜だったのですが、それと同時に白馬に乗ったお姫様の登場を待つという乙女心も持ち合わす俺ってば、本当に映画って奥が深いですね。
posted by 井川広太郎 at 23:55| Comment(12) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

Lost in Seoul-Demo Reel

posted by 井川広太郎 at 02:31| Comment(6) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

But ya'll be rockin' when I'm done.

いつから俺が映画を好きになったのか分からない。
1980年に『ドラえもん のび太の恐竜』を藤沢のオデヲン座に観に行ったのが俺の観客としての劇場デビューということにしているが、いずれにしろ、子供の頃から比較的自由に多数の映画を観させてもらっていた。
まことに有り難い。(ちなみに、親を離れて初めて映画を観に行ったのは1985年の『グーニーズ』でほぼ確定)

本格的に映画を観るようになるのは、大学に入ってからである。(正確に言うと、大学に入って紆余曲折を経た後に学生映画サークルに入って、さらにその後の96年8月15日に渋谷のシネマライズでカーウァイの『天使の涙』を観てからは、1日1〜3本のペースで猛勉強し始めた)

浪人時代は横浜に通っていたので、シネコンのムービルや横浜西口名画座など、当時は昼飯さえぬけば映画を観るのにさほど困らなかった。

ともあれ、その前の中高時代に映画の洗礼を受けていたような気もする。

まずは深夜映画。
夜中に地上波で映画を放映している、アレである。
当時は今よりも、CM抜きやノーカット版が多かった気がする。
深夜にこそこそ隠れて見入っていた。
その中で特に想い出深いのは、何と言ってもウォルター・ヒルの『Streets of Fire』と、平山秀幸監督の『ザ・中学教師』。
それぞれ、何度も観た気がする。

で、ようやく本題なのだが、深夜映画と同時に、中高時代は学校の先生方が校内で勝手に主催した上映会に足繁く通っていた。

参加者は顧問の先生と俺や友人、多くても5人ぐらいで、結局長続きはしなかった気もする。
だが、その時に観た映画の中に、侯孝賢の『恋々風塵』やジョン・ランディスの『ブルース・ブラザース』など、未だに我が生涯ベストの1本として、深く体内に残っているものも多い。(同じ頃に観たバートンの『バットマン』も我が生涯ベストの1本だが、あれは当時アメリカに出張した父にビデオを買って来てもらって観た気がするので割愛)

でだ、その上映会を主催していた顧問の先生が、毎回上映する映画に関してペラ一枚の解説書を作ってきてくれていた。

映画のパンフレットよろしく、俺は映画を観る前後にそれを熟読していたのだが、そこに書いてあった内容は今でもはっきり覚えているものが多数ある。

特に『恋々風塵』の時の「切なき思いを知れ」という名文。
切なさなんて欠片も知らなかった当時の俺が観たあの映画が、まさかこんなにも俺の人生に深く響いてくるなんて想像だに出来なかったはずなのに、その文章にも映画にも、当時の俺は深く感銘を受けた。

その顧問の先生は、『東京失格』の劇場公開中に来て下さって、感動したって言って下さった。

何年も経って、先生に映画を観せて頂いた恩返しがやっと出来たようで、嬉しかったな。
posted by 井川広太郎 at 01:57| Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

But if you ever need me for something... I'll be there.

ウォルター・ヒルの『ストリート・ファイター(原題:Hard Times)』 (1975)をまた観た。

子供の頃に観ていて面白かったのだが、久々に観直してその傑作に衝撃を受けた

いや、もはや傑作かどうかすらどうでもよくて、俺が否応無くウォルター・ヒルの男美学、女美学、そして恋愛美学にコテンパンであるというスキャンダル。

『ストリート・ファイター』はウォルター・ヒルの監督デビュー作で脚本も担当している。


話は全くもって、中学時代に深夜TVで観て以来の我が生涯不動のベストの一本であるウォルター・ヒル監督『Streets of Fire』 (1984)と一緒。

まず、そこが好き。

寡黙でめっぽう強い一本気の流れ者の男が、運命の女と恋に落ち、喧嘩に勝って、女と別れて去る。


しかし、注目すべきは、運命の女の造形。

『ストリート・ファイター』では、女は特に何をするわけでもなく、男を理解するわけでもなく、ただ恋愛するだけ。


このことが逆に、ロックスターで、ドラマツルギーの中心で、全てを分かち合うヒロインという『Streets of Fire』のエレン・エイムの卓越した「ファムファタール」を浮き彫りにする。

I love you, Ellen!


このあたり、どうなんですかね、もはや俺は「だってカッコイイんだもん!」の一言しかないのですが。

そう言えば、女子で『Streets of Fire』が最高!って人には会ったことがありません。

男子でも数名しかいないけど。

でも、その数名とは終生の盃を交わした気になります。
posted by 井川広太郎 at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする