2008年07月18日

黄金町映画祭プレイベント「映画祭の楽しみ方」

というわけで、黄金町映画祭のプレイベント第一弾として、「オーバーハウゼン国際短編映画祭旅行記映像」と「リール国際インディペンデント映画祭旅行記映像」をリアルタイム解説付きで上映致します。

オーバーハウゼン国際短編映画祭旅行記映像」は2年前の『東京失格』劇場公開記念オールナイトイベントでも上映した、俺が撮影を担当した白川幸司監督作品『SPICA』の上映を追った旅行記です。世界で最も歴史ある映画祭の一つで、短編映画祭の最高峰であり、かつ小さな街での温かい映画祭の情景は、黄金町映画祭に通じるものがあると思います。文章の旅行記は未完ですが、映像ではちゃんと完結しております!

また、「リール国際インディペンデント映画祭旅行記映像」は、こないだ行ったばかりで、しかも独り旅行で、まだ映像の編集もしていないのですが、多分、最初で最後の上映になると思われます。文章の連載の一足先に、リールの街と映画祭の雰囲気を楽しみましょう!

「映画祭ってどういうもの?」「あんたら映画祭に行って何やってるのよ?」「映画祭ってどういう楽しみ方があるの?」っていう方は、黄金町映画祭を100倍楽しむためにも、この機会にお気軽にご参加下さい!


黄金町映画祭のプレイベント第一弾として、メインプログラムで上映される『東京失格』http://film.m78.com/lostintokyo/の井川広太郎監督が過去の国際映画祭での秘蔵の旅行記映像を上映しながら「映画祭の楽しみ方」というテーマでトークショーします。
ゲストとして『東京失格』ならびに同じく黄金町映画祭メインプログラムで上映される白川幸司監督作品『SPICA』でも主演している映画監督福島拓哉さんの来場も決定!
黄金町映画祭を楽しむ一足先に、映画祭の魅力に触れてみて下さい!

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日時:7月20日(日)18時30分〜(22時終了予定、出入り自由)
場所:シネマジャック&ベティカフェ(シネマジャック&ベティ一階)
入場料:無料(ワンドリンク制)

詳細は黄金町映画祭公式サイトhttp://www.koganecho.com/まで
posted by 井川広太郎 at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 黄金町日誌2008 | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

4周年

2008年7月14日をもって、このLost in Blogは4周年を迎えました。

えー、あー、んーと。

喜びも悲しみも幾歳月。
そして人生はつづく。
パリでかくれんぼ。

5年目も引き続きのご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
posted by 井川広太郎 at 00:04| Comment(2) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

Flabbergasted 02

6月26日(木)

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2000 ホテル着

ホテルは駅からほど近く、歩いても5分ほどのところだった。
ベルトランに案内され、チェックイン。フロントで「ムッシュー・イカワだ」と紹介され、ちょっと感動。
ムッシュー、俺もついにムッシューになったよ。
部屋はちゃんと喫煙室で、映画祭のグッズが置いてあった。
「少し休むか?」と聞かれるが、一刻も早く映画祭に馴染むために会場に行きたいと申し出る。
物凄く疲れていたが、何分20時だというのに外は昼間の様に明るい。

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2010 アエロヌフ着

映画祭のメイン会場のアエロヌフは、ホテルが入っている巨大な商業用ビルの丁度真反対に位置している。
いつもはコンサートの会場に利用されているらしい。
外壁についている階段が工事用足場みたいな鉄骨で出来ていて、歩く度にカツーンカツーンと音を立て物凄く迫力がある。
このとき、ベルトランの携帯電話を借りて、リール在住の『東京失格』出演者でもある大窟に電話する。
と、大窟が今晩パーティがあるから一緒に行こうと言う。
ベルトランに今日の俺のスケジュールは空いているのかと聞いたら問題ないというので、大窟と21時にアエロヌフ前で待ち合わせする。

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2015 ゲストルーム

とりあえずビアを呑もうぜとベルトランにアエロヌフ内のゲストルームに連れられる。
映画祭のゲストが休憩できる部屋で、ビアや飲み物、軽食が置いてある。
その場にいた何名かのゲストやスタッフと挨拶し、ビアを呑む。

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2030 上映会場視察

ゲストルームで一緒に飲んでいたオリヴィエが「いまから上映後の舞台挨拶するから一緒に行かないか」というので着いて行く。
そんなわけで初めてアエロヌフの会場に入る。
明日、『東京失格』もここで上映するのかーと感慨に浸る。
上映後の質疑応答も盛り上がっていて、良い感じでした。
彼らの作品を見られなかったのが残念!

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2110 大窟と合流

というわけで若干遅刻して来た大窟と合流。
大窟はもう6〜7年の付き合いで『東京失格』の飲み会のシーンにも出演している。
ここ数年リールでアートの勉強をしていると聞いていたので、この映画祭で行くことが決まった時にすぐに報せたのだが、その時の反応が「へー」って感じで薄かった。
こんな奇遇は滅多なことじゃないのに。
で、この時も余裕で遅刻かまして「あー、井川さ―ん」みたいな感じ。
ただでさえ数年ぶりに会うのに。
まあ、そういうものかもしれん。

今晩は何でも、友人宅でのパーティとのことで、何か酒や飲み物を持っていった方が良いというのでスーパーマーケットに行って買う。
道すがら、街中の至るところに映画祭のポスターやのぼりが飾ってあった。
で、スーパーで1リットルぐらいのビアを買ったのだが、なんと3ユーロ!安すぎる!
通りすがりの公園では、なぜか女子達が太鼓に合わせて踊っていた。

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2200 ケバブ喰う

待ち合わせ場所に着いたら腹が減ったのでケバブを買い食いする。
ほどなく、大窟の友人達と合流し、パーティが開かれている人に家に向かう。
ようやく、薄暗くなって来たなあ。

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2215 パーティ

なんでも女子3人でルームシェアしているアパートの一室でのパーティらしい。
そのままフランス映画に出てきそうな大通りに面したアパートの二階で、物凄く天井が高くて広い。
幾つもある部屋をそれぞれ照明などで雰囲気を変えていて、どうぞお好きな部屋でお好きな人と話して飲んでって感じ。
何人居たかは分からないが、多分30人はいたと思う。
友達が友達を連れてくるという感じで、誰に聞いても「ここはいつも知らない人ばっかだ」と言う。
そんなわけで日本人の映画監督まで来てしまう。

聞いた話だと、フランスはカフェやパブやレストランはあるが、日本で言う居酒屋みたいなのが無いので、学生が酒を飲むっていうと、こうやって誰かの部屋に集まってパーティするらしい。その方が圧倒的に安いし。
全くサロンのようで、特に学生時代なんかにこういういい加減な集まりで新しい出会いがあるのは良いことだろうなあと思った。

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2400 帰る

もっといたかったが、流石に疲れたのでホテルに戻ることにする。
外もようやく真っ暗になって、幾ら何でもまだ不案内なので、途中まで大窟に送ってもらう。

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2420 ホテル着

無事にホテル着。
疲れた。

2500 寝る
posted by 井川広太郎 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | リール旅行記2008 | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

Flabbergasted 01

リール国際インディペンデント映画祭にて『東京失格』が上映されるので、6月26日から4泊5日でリールに行ってきた。


6月26日(木)

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1125 成田発

なんだかプレミアムエコノミーとかいうちょっと良い席に座らさせられ、しかも最前列、加えて横の席が空席という幸運。
いままでエコノミーにしか座ったことがない俺にとっては、信じられないほど快適な12時間のフライト。
あまりにも快適でうっかり時差調整のために計画的にガン寝るのを忘れ、くつろいでいてしまう。
映画を『陰日向に咲く』『相棒』の2本観る。

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1640 シャルルドゴール着

というわけで12時間のフライトとは思えないほどの快適さのまま、10年ぶりのシャルル・ドゴール空港着。
前に来た時は物凄くカッコいい空港だと感動したけど、今回はそんなに感慨がなく残念。それでも十分、カッコいいのだけれど。
入国審査を終え、やっと外に出て一服。とりあえずカフェで飲んでたら横にいた物凄く背が高い女性が某超有名モデルで、さすがおフランス花の都パリとビビった。

着いたのはターミナル1で、リールへと向かうTGV(新幹線みたいなやつ)に乗るためにターミナル間移動シャトルCDGVAL(モノレールみたいなやつ)に乗ってターミナル2に移動。思っていたよりは英語の案内も多く、全く不自由しない。

TGVのチケットは先に映画祭側がEチケットを送ってくれていたので、カウンターで簡単に引き換えられた。
既に乗るべき電車の時刻が決まっていたので、チケットを貰う時に乗るべきホームは何番かと聞いたら「分からない。20分前にそこの電光掲示板に表示される」と言われる。
なんで直前まで電車が停まるホームが決まっていないのか、理解に苦しむ。

とはいえ、あまりにもサクサク手続きが済んでしまったので、暇をもてはやす。
寝不足のせいか、急に疲れ始めるし。
煙草吸ったり、ジュース買って飲んだりしながら、1時間ほど後のTGVの到着を待つ。

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1840 TGV発

きっかり20分前に、乗るべきTGVのホームが電光掲示板に案内される。
しかし、このTGVの乗り方が俺には非常に分かり難い。
切符には、乗るべき電車の名前と車両区分と座席が書いてあるのだが、さらに電光掲示板のホーム番号、車輛番号と組み合わせて読解しなければならない。
やはり俺以外にも外国人には分かり難い様で、同じように困惑した様子のイギリス人と「ここかなあ?」と話しながら乗り込む。

指定された座席に行くと、既にフランス人が座っている。
俺が間違えたのかとそのフランス人にチケットを見せながら「俺の席はここっぽいんだけど、分かります?」と英語で聞いたら、何かフランス語で言いながら立ち去る。
どうやら空いているから適当に座っていたらしい。
あんま自信がないけど折角席を空けてもらったので、その席に座る。
ほどなくTGVが走り出す。

車窓から見える景色は、10年前にスランスを縦断したバス旅行と同じで、広い空と低く大きな雲と緑が溢れる光景だった。

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1936 リール駅着

1時間ほどで無事にリール駅に着く。
んが、リール駅はバカでかい。
映画祭のスタッフは先に「駅で待ってる」ってメールをよこしてくれていたが、こんなんじゃ見つかるわけが無い。
おーい、どうすんだよーと思いつつ、まあ一服するかと駅の外に出る。

煙草を吸いながら、駅から映画祭会場への道のりはおおざっぱに頭に入れて来ていたので、自分で勝手にいっちまうかと適当に歩き出すと、ちょうど向こうから映画祭のパネルを持った大男が歩いてくる。
というわけで、ゲストコーディネーターのベルトランと合流。っつーか、これって偶然とか言うんじゃないだろうか。
ベルトランと映画祭の車に乗り込み「まずはホテルに行こうぜ」と案内される。
たった5分間での車内で、ベルトランは映画祭の運営やゲストの到着状況などを立て続けに英語で話す。
「いまさ、ゲストが一人到着が遅れているんだ」というからその人は今どこに居るのかと聞いたら「多分、シャルルドゴールからリールまでの間の200kmのどこかさ」と言うから、俺もTGVの乗り方がよく分からなくて困ったから同じようにシャルルドゴールの駅で困っているんじゃないかと言うと「お前はちゃんと予定通りに来ているじゃないか?」って。
まあ、そうなんだけどさ。

ふう、とにもかくに無事に映画祭に着いたー。
posted by 井川広太郎 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(1) | リール旅行記2008 | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

七夕の国

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今日から月曜まで平塚では七夕祭が開催されています。
平日の昼間だというのにすごい混雑です。

思い起こせば13年だか14年だか忘れたけど、15年ぐらい前に俺は七夕祭でベルマーレに出会いました。

当時はまだベルマーレはJリーグに昇格できてなくて、エジソンと古橋だったか選手たちが「頑張ります!」とか言ってた。

カッコ良かったなあ。

まさに彦星と織姫、あの瞬間から俺とベルマーレとの恋愛関係が決定付けられました。

んで、七夕祭期間中に開催されるベルマーレのホームゲームは、各種イベントがあり、また一年でたった一度だけ「七夕ユニフォーム」を着用するという特別なものなのです。

その日が明日、平塚競技場で19時からの水戸戦。

ようこそ。
posted by 井川広太郎 at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年07月03日

マチコとSPICA

なんかフランスに行く直前から溜まりに溜まっていた疲れがドッーっと出て、リールではなんとか頑張って乗り切ったのだが、帰国してからもなかなか体調が上がらず、やりたいこととやらなきゃいけないことが山ほどあるのにあまり手につかない。
っつーか俺は基本的に沢山のことを同時に手際良く出来たりはしない。自分、不器用ですから。


そんなわけで今月末に開催される横浜黄金町映画祭ですが、『東京失格』以外にも、監督仲間の作品が多数上映されます。

その中でもまず今日は、俺が撮影を担当した白川幸司監督作品『マチコのかたち』と『SPICA』のご紹介。

『マチコ』は2003年の10月に撮ったのかな。白川監督が3時間半におよぶ化け物映画である前作『眠る右手を』の反動で「エンターテイメント撮りたい」ということで短編ながら極彩色ミュージカル。まあ、それでも白川色に満ちているのが流石の映画で。
04年にシネマアートン下北沢でレイトロードショーし、このblogに書いてある「バンクーバー旅行記 '04」のように幾つかの映画祭にいって、韓国で開催されたJuMF2004 eMotion Film Festival Conpetitionではグランプリを受賞した。作品の尺も、ロケ日数も短かったけど、物凄く濃い日々で、俺も思い入れが非常に強い作品。
キャストも多かったしね、みんなでやったダンスの稽古とか、懐かしいなあ。
俺の撮った映像って観点でいうと、『失格』の真反対にあるのが『右手』だけど、『右手』は観る機会がなかなかないから、それに比較的一番近い『マチコ』を観るとなんか面白いかも。

『SPICA』はさらに『マチコ』の反動で白川監督が「おもいっきりワガママに描きたい」と臨んだ意欲作。『マチコ』でバンクーバーに行って帰って来て直ぐの04年の9月にクランクイン。バンクーバーのカフェで白川監督と絵コンテ切ったりしてた。その絵コンテは現場で捨てることになるのだが。
『マチコ』に引き続いて鈴木薫さんが主演し、もう一人の主役は『東京失格』でも主演している福島拓哉さん。監督が「映画は現場で創るものだ」という演出を自ら作り上げていく過程が生々しい撮影で、俺も目の前で起こる役者の演技を純粋に撮るという喜びに酔いしれた。
っつーか、この映画を撮影して、いよいよ『東京失格』を撮る覚悟が出来た。
この現場で一緒になって『失格』にも参加してくれたキャストやスタッフも多いし、『SPICA』で行った「オーバーハウゼン旅行'06」からの帰国直後に『東京失格』のシネ北での公開が決まったりして、思い出につきない。
そういやオーバーハウゼンでの上映後にドイツ人のおばちゃんがジャブジャブ泣いているのを見て映画ってスゴいなーと他人事みたいに思ったりもしたな。

っつーか、やっぱ『マチコ』と『SPICA』の話をし始めたらキリが無い。ので今日はお終い。

この2作は共に30分の短編なので、同時上映という形で1プログラムで観られます。とってもオトク。

因に、上映日は28日20:30/29日16:30/31日10:30のようなので、28日(月)なら昼間に『東京失格』観て、夜に『マチコ』『SPICA』観るというフルコースもオススメ!
posted by 井川広太郎 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

昨晩帰国しました

楽しかったです。
フランスも、リールも、映画祭も素晴らしかった。
また映画を通じて、沢山出会った。
近い内に旅行記書きます。
あと、やっぱ旅にiPodは要らないなと思った。
知らない街で新しい音や音楽に出会えるから。
ちょっくら休んで、また頑張ります。

うわあ、もう7月か。
posted by 井川広太郎 at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする