2009年04月12日

ベルサイユの子

ベルサイユの子』 2008/フランス/113分/原題:Versailles/配給:ザジフィルムズ

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カンヌを温かい涙で包み込んだマックス少年の名演技!

スクリーンに投影された、その人生。
生き急いだ若き名優ギョームが遺した贈り物。

観光客で賑わうパリ郊外の世界遺産、ベルサイユ宮殿。17世紀フランスの繁栄の証であるその宮殿のはずれに、現在多くのホームレスが棲んでいるのを、あなたは知ってますか?
物語は、社会からドロップアウトしてベルサイユの森のはずれで、ひっそり生きてきた男が、若い母親に置き去りにされた、見知らぬ5歳の子供の世話をする羽目になるところから始まります。すべてを諦めたかのような男・ダミアンと、幼な過ぎてまだ何も分からない子供・エンゾ。寒さと飢えをしのぎながら生活を共にするうち、ふたりの間にはいつしか本当の親子以上の情愛が生まれるのでしたが…。

監督・脚本: ピエール・ショレール
出演:ギョーム・ドパルデュー/マックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴ/パトリック・デカン/ジュディット・シュムラ

公式サイト http://www.zaziefilms.com/versailles/

2009年5月2日(土)シネスイッチ銀座ほか全国順次公開


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posted by 井川広太郎 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(1) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

ヒーローとは何か

こんにちは。

世に溢れる情報に対して自分の情報収集と勉強が追いつかないのではないだろうかと、最近とみに思うのです。
ここのところ、結構いい感じに充実した情報収集や勉強が出来ているような気がする、というか充実感はあるのですが、それでも世界の流れっつーか、必要最低限の知識量や勉強量には到底追いついていないんじゃないかと思うんです。
そう考えると、結構夜も眠れなくなるほど怖い。

俺はそもそも記憶力も良くないし、手際も良くないし、JBDな男なので、昔から要領の良い人を羨ましく思っていたぐらいだから、そもそもそんな心配はするだけ無駄ってのも良く分かってはいます。
ああ、JBDは「自分、不器用ですから」の略です。

まあ、そんなJBDな自分を受け入れつつ、仮に受け入れることが出来たとして、なんというか、意外にめっけもんの自分にとって最適の情報が傍らにあるのかもしれないのに、それに気付けていなかったら嫌だなあと思うんです。
こんな情報収集力、勉強量じゃ、そういう有用な何かに良いタイミングで巡り合えないんじゃないかと思うんです。
困ったものなのであります。

しかし、まあ、そんな自分だからこそ、他者との情報交換というよりも対話や邂逅が大事なんだろうなあと思うんです。
そういう意味では、完璧なんて元より目指さず、自分は何らかのスペシャリストであれば良いんだろうなと考えます。
これは君に頼む、そいつは俺に任せろと、他者から信頼される感じが理想でしょうか。
そう考えると、実は完璧な世界は、偏った人々で創られるのかもしれないなあと思うんです。
それぞれが個性を持ったバラバラの人々が力を合わせて世界が作り上げられていく感じ。
それは全く「バベルの塔」なイメージに合致すると思うんです。

とか考えていたら、友人から「世界を救った」と連絡がありました。
TVゲームの中での話らしいのですが、そのゲームの中で彼は世界を救い、「キミは非凡な指導者だ!」とか「本物のヒーローだ!」とか言われたらしいのです。
もし、世界を救うヒーローさまがいれば俺の悩みなぞ杞憂以前の無用の長物なんでしょうが、そんなヒーローさまには正直いて欲しくもないなあと思いました。
posted by 井川広太郎 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする