2013年02月28日

ベルトルッチの分身

ベルトルッチの分身』(原題 Partner./1968/イタリア/配給ザジフィルムズ/105分)

日本で唯一ソフト化もされず観ることのできなかったベルナルド・ベルトルッチ監督長編第三作。

『暗殺の森』『ラストタンゴ・イン・パリ』『ラストエンペラー』の巨匠ベルナルド・ベルトルッチが1968年に発表した長編第3作。
ドストエフスキーの「分身」を換骨奪胎し、生真面目な青年と破壊的な殺人者という2つの人格を持つ男の姿を鮮烈に描く。
大学で教鞭をとる青年ジャコブは、教授の娘で恋心を抱いているクララの誕生日祝いに駆けつけるが、奇抜な振る舞いでパーティ会場から追い出されてしまう。
その帰り道、ジャコブの前に巨大な影となった分身が現れ、それ以来、ジャコブと分身は同じアパートの一室で起居をともにすることになるが……。

2013年、ベルトルッチの長編監督50周年を機に初の日本劇場公開が実現。
「ベルトルッチ初期傑作選」と題し、『殺し』『革命前夜』を同時上映。



監督:ベルナルド・ベルトルッチ
原作:フョードル・ドストエフスキー
出演:ピエール・クレマンティ、ティナ・オーモン、ステファニア・サンドレッリ

作品公式サイト http://www.zaziefilms.com/bunshin/

3月9日(土)、シアター・イメージフォーラム他全国順次ロードショー!


これは、ベルトルッチ版の『中国女』なのか『気狂いピエロ』なのか。
苦悩と混乱がガチガチに剥き出しで、胎動なのか助走なのか、というか、そもそも…正直、なんのこっちゃ、よく分からなかった。
しかし、全くもって不可解なまま、映画史の空白を埋めるワンピースであるような気もして、映画を観るというのはやはり体験なんだなと妙に納得してしまう。
美人すぎるステファニア・サンドレッリは、テイラー・スフィフトに似ていると思った。
あ、逆か。
posted by 井川広太郎 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

アントン・コービン

『アントン・コービン』

http://www.antoncorbijn-movie.jp/

posted by 井川広太郎 at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2013年02月11日

佐渡テンペスト SADO TEMPEST

佐渡テンペスト SADO TEMPEST』製作年2012年/製作国日本/配給百米映画社/上映時間94分

INTRODUCTION
シェイクスピアのファンタジー溢れる名作「テンペスト」をモチーフに、日本在住のイギリス人監督ジョン・ウイリアムズが厳寒な冬の佐渡で撮影したのが、2011年3月。
佐渡金山や原生林、世阿弥が伝えて以来、地元の文化の源となっている能や鬼太鼓などを使って、シェイクスピアの魔法の世界を新鮮な映像美で表現している異色作が『SADO TEMPEST』だ。
シェイクスピアの「テンペスト」は、音楽と精霊がただよう魔界の孤島に追放された父娘の物語。
かつて鬼才蜷川幸雄は90年代に"佐渡"と"能"を使って「テンペスト」の世界を舞台で表現してみせた。
ウィリアムズ版『SADO TEMPEST』の主役は、室町時代に幕府転覆の罪で流された順徳天皇をモデルにしたジュントク。
近未来の日本政府が禁じたロックを演奏し、佐渡に追放されたロックミュージシャンという設定になっている。

STORY
ロックシンガーのジュントク、佐渡に追放!
近未来の日本。
政府は危険な思想のロックを禁止する。
反逆のロックシンガー、ジュントクはバンドのメンバーとともに佐渡に追放される。
島は大嵐の後、永遠に冬に閉じこまれていた。
そこでジュントクは謎めいた若い女ミランダと出会う。
ミランダは鬼の歌を切れ切れに歌っていて、気がふれているようだった。
やがてジュントクは鬼の歌にはとてつもないパワーが秘められていることを知る。
ジュントクは一編づつ歌を集めるが、それは嵐を呼ぶ歌なのか、それとも佐渡に再び春を呼び戻すのか。
ジュントクが鬼の歌を歌いあげた時、島には何が...。



監督: ジョン・ウィリアムズ(「いちばん美しい夏」「スターフィッシュホテル」)
主演:ロックバンド「ジルバ」、逸見泰典(ジルバ)、渡邊高志(ジルバ)、和泉昭寛(ジルバ)、宇佐美哲男(ジルバ)、江口のりこ、田中要次、本田博太郎、土屋良太、市鏡赫、佐渡稔

作品公式サイト http://www.100meterfilms.com/sadotempest/main.html

2013月年2月16日より劇場公開


ロックが禁止されるという近未来像は古典的でありながら、切実でもある。
江口のりこさんは、いま一番好きな女優の一人だなあ。
posted by 井川広太郎 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする