2016年09月30日

コレクションする女



大好きなエリック・ロメールの長編映画で僕が唯一、観ることができていなかった「コレクションする女」をこれから観ます
これで僕はエリック・ロメールの全ての長編映画をコレクトするわけであり、つまりは数を数える男、感慨深いものがあります
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2016年09月27日

ザ・ギフト

『ザ・ギフト』(原題The Gift/2015年/アメリカ/配給ロングライド、バップ/108分)



監督:ジョエル・エドガートン
製作:ジェイソン・ブラム、レベッカ・イェルダム、ジョエル・エドガートン
製作総指揮:ジャネット・ボルトゥルノ=ブリル
出演:ジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール、ジョエル・エドガートン

公式サイト http://movie-thegift.com/
10月28日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開


幸せな夫婦の元に執拗に贈り物を届ける謎の男の行動が、次第にエスカレートしていくスリラー

実はこの映画を観たのは僕の誕生日で、「ギフト」なんて気が利いてるね!なんて予備知識無く鑑賞したのだが、めっちゃ後味が悪い鬱映画で凹みまくった

幸せそうな夫婦に忍び寄る謎の人物
恐怖が盛り上がって来ると同時に、夫婦の裏の顔も少しずつ明らかになって来る
そして…という展開はオーソドックスながら、表現も描写も演技も素晴らしく見応えがあって面白い

だがクライマックスで、あまりにも暗い事実が明らかになる!!
予想された展開ではあったが、えー…そんなん明らかになってもなあ…という感じ
さらに、そこから救いどころが無いまま、みんなガックし俯いて終わってしまうのである!!

ねえ!みんな顔上げてよ!
このまま終わらず、なんとかしてよ!
僕、今日、40歳バースデイなんです!!(´;ω;`)
posted by 井川広太郎 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2016年09月26日

ジャジャジャジャンクー

#早稲田松竹 #ジャジャンクー #山河ノスタルジア #プラットホーム #高田馬場 #賈樟柯 #山河故人 #站台 #

早稲田松竹にて
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2016年09月25日

イエスタデイ

『イエスタデイ』(原題 Beatles/2014年/ノルウェー/配給 マクザム/114分)



監督 ペーテル・フリント
製作 ヨルゲン・ストルム・ローゼンベリ
製作総指揮 ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
原作 ラーシュ・ソービエ・クリステンセン

公式サイト http://yesterday-movie.com/
10月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。


1960年代のノルウェーを舞台に、ビートルズに憧れる少年たちの姿を描く青春映画

面白かった!
久しぶりにちゃんとした青春映画を見た気がした。

とりとめがなく支離滅裂でファンタジック!
誰もが子供時代はそうであるように、感受性が豊かで突拍子もなく自由奔放。
そのフリーダムな感じが、これぞ青春映画!って感じだった。

ビートルズに憧れてもちろんバンドをするのだけれど、特に音楽に一生懸命って訳でもない。
青春なんで当然、エロい空想やリアルな恋愛をしたりもするのだけれど、それが全てでもない。
それだけじゃなく友情や、家族や、好奇心や、葛藤や、不安や、何よりもイタズラが優先されるような遊び心。

原作は有名な小説らしいので長大なそのエッセンスを凝縮したのかしらなどと邪推してしまうが、エロいし、純粋だし、怖かったり怯えたり、無軌道な疾走が懐かしくも感動的でもあり、なのに一本筋が通った見事な映画になっている。
毎日いろんなことがあって、いつも一生懸命で、とにかく何でも楽しい、けれど振り返ると確かに成長を実感できる、そんな子供時代を思い出させてくれる。
僕たちは現実と妄想の境目なんて簡単に越えて行けたんだってこと。

ちなみに、好きな女の子のお父さんと言葉が通じないという多言語のシーンが出てくるのだけど、それがどういうことなのか、あまりよく分からなかった。
ノルウェーも多言語国家らしいのだが、貴族っぽいお金持ちの親父さんが話す言葉が理解できないというシーンは、物語の中で何を意味するのであろうか。
映画はいろんな事を教えてくれ、いろんな疑問を生み出してくれるのがまた楽しい。
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2016年09月24日

恋恋風塵

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高校時代に、学校の映画を観る会で侯孝賢の『恋恋風塵』を観た時の衝撃は忘れられない
『恋恋風塵』が無ければ今の僕は決して無く、今回の旅での最後の聖地巡礼が、そのロケ地である十分駅になったことにすら縁を感じる
途中、乗り換えの瑞芳駅にも『恋恋風塵』の壁画があってめっちゃテンション上がる
強烈にいい雰囲気の山の中をローカル線でトコトコ揺られてたどり着いた十分は、しかし、ものすごく観光地化していた
休日ということもあって超人気アクティビティの「天燈(ランタン)上げ」などをしに来た世界中の観光客でごった返し、旅愁のかけらも無い
だが、それでも自分の原点である『恋恋風塵』の、素晴らしく感動的なあのシーンのロケ地に辿り着き感無量であった 了

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2016年09月23日

ミレニアム・マンボ

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ミレニアムマンボの例の橋
今回の旅の最大の目的地
たどり着けて感無量 #Taiwan #台湾 #基隆 #Keelung #Taiwan #台湾 #基隆  #Keelung

侯孝賢の『ミレニアム・マンボ』でスー・チーが歩く基隆の陸橋
今回の旅の最大の目的地
行く前にリサーチしてたら「数年前に壊れた」という記事を見つけて旅行自体を取りやめにしようかとすら思ったのだが、しつこくGoogleマップで調べたら前と変わらぬ姿が最近の写真として掲載されていた
壊れたのかどうなのか、現存するのはよく似た別の橋なのか、詳細が分からぬまま現地にGO!
たどり着いたそこにあったのは、まぎれも無くあの橋であった
実際、台風かなんかで壊れたらしいのだが、その後、修復したらしい
確かによく見ると陸橋のそこらかしこに損壊と補強の跡が残っていて生々しいが、いまも現役バリバリで歩行者の皆さまが利用していた
人生で一番好きな映画の最高にカッコいいロケ地を訪れ、感極まる
ついでに、台湾最大という基隆の夜市を満喫する

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2016年09月22日

14號颱風

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元からノープランな台湾旅行なので、フラッと日帰りで台南に行くことに
台北から台南へは台湾新幹線でわずかに一時間半、4000円程度しかかからない
しかし台南に着いたら、世界的に今年最大級といわれた台風14号の真っ只中
なので、その夜は台南のホテルに泊まることにしたのだが、キングサイズのダブルベッドが二つある超広い部屋で一泊わずか3000円
翌朝、せっかくなのでローカル線でガタンゴトンと高雄に向かったのだが、こちらも一時間乗って数百円しかかからない
台南も高雄も台風の被害をモロ受けていたが、飯は美味かった
リサーチしていなかったし時間もなく、台南と高雄のロケ地巡りを出来なかったのが無念
posted by 井川広太郎 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾旅行記2016 | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

百年恋歌

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スリータイムスのあそこ #Taiwan #Taipei #highway #bike #台北 #台湾 #バイク

侯孝賢の『百年恋歌』の現代編の冒頭に出て来る橋
チャン・チェンがスー・チーとバイクに2人乗りして走っているだけなのに、信じがたいほどにカッコいいショット
現地に行ってみると、たまたま小雨降る空模様も手伝い、何気ない風景の中のアレな空気をわずかながら確かに見受け、なるほどって感じ
一応、歩道らしき謎スペースがあるにはあるから歩いて行けたけど、基本的にこの橋はめっちゃ長いし車とバイクしか走っていない
つーか台湾、バイク、マジ多い
国も色々と取り組んでいるらしく台北ではレンタル自転車が多く設置されているが、基本、町中バイクだらけ
しかも運転がとても荒いので公道でレースしているみたい

posted by 井川広太郎 at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾旅行記2016 | 更新情報をチェックする

2016年09月20日

ブエノスアイレス

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Happy together #Taipei #taiwan #台湾 #台北 #wongkarwai #王家衛 #happytogether #ブエノスアイレス

会いたいと思えばいつでも会えるあそこ #Taipei #Taiwan 台湾 #Taipei #Taiwan #台湾 #台北

王家衛の『ブエノスアイレス』のラストシーンに出て来るMRTの車窓からの景色と屋台
トニー・レオンがチャン・チェンの実家として立ち寄るこの場所を香港だと誤解している人が多いが、設定上もロケ地も台北
地下鉄であるMRTが地上を走る場所であり、その側の夜市にある屋台
撮影当時とは入れ替わっていて別の店舗になっているが、しかし店員はいるのに営業していない
なんでって聞いたら「なんでも。休憩中だから」と
仕方ないので近くの別の店で飲食
その時、俺は確信した。会いたいとさえ思えば、いつでもどこでも会えることを


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2016年09月19日

牯嶺街少年殺人事件

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ロケ地ではないけど一応、クーリンチェ #taipei #taiwan #台湾 #台北

幼いチャン・チェンが主演したエドワード・ヤンの『牯嶺街少年殺人事件』
実際の事件を基にしているが、古い町並みの残る地方で撮影したとかで、牯嶺街がロケ地というわけではないらしいのだが、せっかくなので訪れた
雨の中、めっちゃ迷子になって色んな人に道を尋ねながら何とか辿り着いたこのあたりで、事件は起きたはず
これまた日本統治時代のものというこの建物は今は小劇場になっている
ちなみに知り合いの台湾人が「牯嶺街少年殺人事件は近々再上映される」と言っていた


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2016年09月18日

冬冬の夏休み

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トントンの夏休みのあそこ

そんなわけで聖地巡礼の最初は、侯孝賢の『冬冬の夏休み』の冒頭で出て来る病院
こちらも台北駅から程近く、東京駅みたいでカッコいいし、いまも本物の病院として現役バリバリなのがスゴい
日本統治時代から一体どんだけ修復とかしてきたのだろうか?
しかし、この時はスコール的な雨が降ってきて大変だった

ところで、この旅では趣旨と便宜上、仕方なくセルフィーをしまくったが、やはり色々と不慣れなもんでアレな感じで猛烈に反省している
だが後悔はしていない

posted by 井川広太郎 at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾旅行記2016 | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

珈琲時光

台湾映画好きながら実は一度も行ったことなかったので、思い立ってふらっと台湾に行ってきた

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まずは台北駅から最寄りの侯孝賢の映画館「SPOT 光點台北(台北之家)」
元は大使館か何かで売りに出されたのを共同で買い取ったとか
複合施設となっていて、メインはオサレカフェ「珈琲時光」で女性客で大変に賑わっていた
若手アーティストなどのグッズを売るコーナーもあり、侯孝賢の顔がプリントされたTシャツとか売っているんではないかと期待していたが無くて残念
で、敷地の隅に映画館があり、この時も日本映画などを上映していた

posted by 井川広太郎 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾旅行記2016 | 更新情報をチェックする

2016年09月05日

早稲田松竹


アイアムアヒーロー面白かった!!
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2016年09月03日

とうもろこしの島

『とうもろこしの島』(原題Simindis kundzuli/2014年/ジョージア・チェコ・フランス・ドイツ・カザフスタン・ハンガリー合作/配給ハーク/100分)



監督 ギオルギ・オバシュビリ
製作 ニノ・デブダリアニ、エイケ・ゴレチ

公式サイト http://www.mikan-toumorokoshi.info/
9月17日より岩波ホールにて公開


紛争中のグルジアとアブハジアの間に流れる川にできた中洲で、とうもろこし畑を営む老人と孫娘の姿を描く人間ドラマ

面白かった。
何もない島に畑を作り出す様子が無言劇で描かれ、まるで『裸の島』(1960/新藤兼人)じゃん!って思ったら、実際に裸の島リスペクトの映画らしい。

グルジアとアブハジアの間に流れる巨大な川では、秋から冬にかけて山に積もった雪が暖かくなると膨大な雪解け水となって増水し、春になると川の中に肥沃な中洲が出来上がるのだという。
その中洲に船でやってきた老人が、とうもろこし畑を作り上げるのだが、その過程が凄まじい。
何もない島に木材を運んできて加工し、小屋を建て、畑を作り、とうもろこし種を蒔いていく。
無から有を生み出していく農民の逞しさや偉大さが、ドキュメンタリーのようなドライさで延々と描かれる。
痺れる。

途中から孫娘もやってきて農作業を手伝いつつ、幾分か幼さを残す彼女は農作業に飽きたり退屈したり、外の世界に興味を持ったりする。
というのも、この川はグルジアとアブハジアの境になっていて、紛争中の双方の兵が偵察にやって来るのだ。
だが、争いになど興味はない老人は、兵たちを適当にあしらい黙々と農作業に打ち込む。
そんなある日、傷ついたグルジア兵が、とうもろこしの島に流れ着く、というお話。

前半のドライさが次第に転調し、クライマックスでは俄然ドラマティックになる。

僕はグルジア映画をあまり数多くは観たことがないのだが、観た作品は例外なく素晴らしい。
圧倒的に良い印象をグルジアに持ってしまうし、とてもとてもグルジアに行きたい。
こんな力強い映画を生み出すグルジアは、間違いなく魅力的なのだ。
posted by 井川広太郎 at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする