2019年11月29日

完全な候補者

「完全な候補者」@東京フィルメックス
未だ女性の社会的地位が圧倒的に低いサウジアラビアで、ある女医が現状を打破するためにタブーである地方選への立候補を表明するドラマ
フィクションだからこそ表現できるリアルがある

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波高

「波高」@東京フィルメックス
離島に赴任した女性警官が、村に根付く悪質な売春事案を捜査するサスペンス
島の名前は出ていないけど、船で渡ったとこにあるという町の名は台詞にあったのに失念した
ソウルから近いとこなのか否かという設定は割と解釈に関わって来るので、分かる人誰か教えて

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2019年11月26日

空山霊雨/大輪廻

キンフーの「空山霊雨」デジタルリマスター版@東京フィルメックス
大寺院の後継者指名の場に富豪、将軍、高僧などが招かれるがそれぞれ企みがあり、さらには盗人や囚人まで加わってバトルに展開していく奇想天外な武侠もの
駕籠を女達に担がせるエロ坊主の歌舞伎っぷりも見事だが、その女たちが集団戦法を披露するといよいよ待ってましたと声を挙げたくなる
ちなみに昨日見たアンソニーの「熱帯雨」でもキンフーが引用されているんだが、なんつーかとにかくキンフー最高!

デジタルリマスター版「大輪廻」@東京フィルメックス
キンフーに加え、「アヒルを買う家」のリーシン、そしてパイジンルイという三監督が、時代を超えて繰り返される三人の男女の運命の恋を描くオムニバス映画
「侠女」の時より少しおっさんになったが、壊れた橋をイカダにする離れ業などを披露するシー・チュンが堪能できる



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2019年11月25日

熱帯雨

「熱帯雨」@東京フィルメックス
家庭内で孤立した女教師が、彼女に想いを寄せる生徒の中学生と親密になっていくドラマ
監督のアンソニー、演出の技術レベルがさらに跳ね上がっている

posted by 井川広太郎 at 23:27| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年11月24日

ハッピー・デス・デイ/ハッピー・デス・デイ 2U

あまりにも評判が良く、複数の友人から強く勧められるものだから、今日は新文芸坐に駆け込んで「ハッピー・デス・デイ」と続編の「ハッピー・デス・デイ 2U」を見た。
超面白かった!
ビッチが殺人鬼に殺される誕生日を繰り返す第一作は、ループもののSFでもあるホラー・コメディ。ガッツリ怖くて、ゲラゲラ笑えて、ホロリとさせられる。
まさかの続編である二作目は、ビッチが平行宇宙に迷い込んでいると気付き元いた世界に戻ろうと試みるホラーテイストのSFコメディ。深いテーマで、時々泣けて、ガハハと笑える。
脚本が素晴らしく、演出も冴えに冴えて、完成度がウルトラ高い見事なエンターテイメント。
クオリティが半端ないので全く参考にならないけど、ホラーやるならこういうのがいいなあ。



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2019年11月23日

夢の裏側〜ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ〜

「夢の裏側〜ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ〜」@東京フィルメックス
ロウイエ監督作品「シャドウプレイ」の制作を追ったドキュメンタリー
面白かった!
メイキングなので当然「シャドウプレイ」を見ていた方が楽しめるが、単独のドキュメンタリーとしても成立していて、中国映画の現場の様子がよく分かる
検閲を通るのに2年もかかったという話は衝撃だし、それを踏まえると「シャドウプレイ」という作品のことがまた違って見えて来る
posted by 井川広太郎 at 23:13| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

シャドウプレイ

ロウイエの新作「シャドウプレイ」@東京フィルメックス
中国の現代史を背景に、都市開発責任者が殺された事件を刑事が追うサスペンス
刑事物でありながら愛憎やら金やらまみれるメロドラマで、テンポよく映像が美しく、ヒロインがどちゃくそ可愛い

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2019年11月16日

だってしょうがないじゃない

今日はポレポレ東中野で坪田義史監督の「だってしょうがないじゃない」を観てきた
高齢ながら独居を続ける発達障害の叔父の姿を追うドキュメンタリー
超おもしろかった!

被写体である「まことさん」の稀有なキャラクターがもたらす穏やかな笑い、福祉やケアの実態なども分かる優しい世界観、そして時折忍び寄る厳しい現実がもたらす緊張感
様々な展開が見事な構成でテンポ良く進み、長尺ながら全く飽きさせないどころか興奮しっぱなし

外出しようとして戸締りを何度も確認してしまったり、服のたたみ方が気になって繰り返したり、手を延々と洗ってしまうとか、程度の差こそあっても多くの人が思い当たるところはあるはず
障害の境界線はどこにあるのかというぼんやりとしたテーマを臨みつつも、困っている人や弱っている人は皆んなで守り支えようという当たり前のことが繰り広げられる光景は示唆に富み、血縁であるということを超えて寄り添い親しく過ごす「まことさん」にと坪田義史監督の関係性が何とも愉快でもある

自分に似ていると感じるところも多かったのだが、主な舞台が生まれ育った辻堂と実家のある平塚であるとモロ被りで、これはもう他人事とは思えなかった

posted by 井川広太郎 at 20:12| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年11月15日

ゴーストマスター

「ゴーストマスター」(2019年/90分/日本/配給:S・D・P)



監督:ヤング・ポール
脚本:楠野一郎
出演:三浦貴大、成海璃子、板垣瑞生、永尾まりや、原嶋元久、寺中寿之、篠原信一、川瀬陽太、柴本幸、森下能幸、手塚とおる、麿赤兒

12月6日(金)新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
公式サイト http://ghostmaster.jp/


青春キラキラ映画の撮影現場で、呪われたホラー映画の脚本が暴走し惨劇を巻き起こすホラーコメディ

”呪われたホラー映画の脚本が暴走し惨劇を巻き起こす”って読み返してもぶっ飛んでるが、かなり正確に書けていると思う
ホラー映画を中心にあまたの映画へオマージュを捧げていて、ホラー映画をあまりよく知らない僕には少し難解だったけど、ホラーファンならきっと楽しめると思う

撮影現場への愛情もたっぷりで”低予算映画あるある”にもなっているのだが、素直に笑えるところもある反面、ブラックな業界の実態を垣間見るようで身につまされるところも
個性的な俳優たちがクセの強い役をそれぞれ見せ場たっぷりに演じているのが痛快で、中でも録音部を演じる柴本幸さんは素晴らしく印象的!
posted by 井川広太郎 at 20:08| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

ターミネーター:ニュー・フェイト

今日はTOHOシネマズが毎月14日のサービスデーで1,200円なので、TOHOシネマズ新宿で「ターミネーター:ニュー・フェイト」を観た。
設定やストーリーがアレなせいか評判は良くないけど、1と2のことを頭から振り払って見れば普通に楽しめると思うし、実際そういう話だし。
隣の席にいたパリピっぽい女子も最初はポップコーン食べながらスマホいじっていた(!)のに、途中からは前のめりになって見ていたのだから間違いない。

posted by 井川広太郎 at 19:03| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする

2019年11月12日

盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜

「盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲」(2018年製作/138分/インド/原題:Andhadhun/配給:SPACEBOX)



監督:シュリラーム・ラガバン
出演:アーユシュマーン・クラーナー、タブー、ラーディカー・アープテー

公式サイト http://m-melody.jp/
2019年11月15日より全国順次ロードショー


自称盲目のピアニストが、殺人現場を目撃してしまうことから巻き起こる騒動を描く

前半は滑稽かつ軽妙で笑えるのだが、だんだんと深刻かつ陰鬱になっていく
独善的で利己的な人々が憎しみあって傷つけ合う展開がこれでもかと続き、コメディというよりスリラー
貧富の差とか拝金主義とか公職の不正とか臓器売買とか、社会の暗部を意図的に描いているようにも見て取れる

インド映画だけどあんまり歌ったり踊ったりしないので、逆に新鮮かも
posted by 井川広太郎 at 10:20| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする

2019年11月01日

サクリファイス/ノスタルジア

今日は早稲田松竹が毎月1日の映画サービスデーで800円なので、「サクリファイス」「ノスタルジア」の二本立てを観てきた。
久々のタルコフスキー、圧巻の映像美に酔いしれ、心地よい音に癒され、比類なき映画体験に恍惚とする至福のひと時であった。
実際、あんな素晴らしい映像をどうやって撮っていたんだろうと興味は尽きないのだが、それ以上に見惚れてしまうのだから仕方ない。
こんな美しい映画を観られるという僥倖、そのせいか劇場は未だかつて見たことのない混みようであった。
そしてなぜか綺麗な人が多かった。



posted by 井川広太郎 at 21:38| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする