2008年10月10日

俺はヤル気に飢えている

時々、俺は幸福だと思う。
周りに、俺に最高の刺激を与えてくれる友人がいるからである。

今日閉幕した某映画祭で、友人が二人、受賞しやがった。
友人が同時に二人もである。
しかも、同じ年齢の某監督に至っては、メインコンペで受賞しやがった。
全くもって素晴らしいし、おめでたい。
お二人には、この場を借りておめでとうございます!と言おう。
だから、おめでとうメールや電話なんてしてあげないんだから。
今度会った時には知らん顔して「え? そうだったの?」とか言ってやるんだから。

近しい年齢だったり、デビューが同じだったり、いわゆる同期組の連中が、次々と新作を撮ったり、完成させたり、さらなる成果をあげていたりする。
周りの男がどんどん出世して行くアレなのである。
俺だけが何も出来ず、独り取り残され無為な日々を送っているようで正直、口惜しい。
悔しいのは、自分が映画を撮れないでいることが歯がゆいのである。
映画監督なんだから、作品を創るスタイルもスタンスもペースもそれぞれであって然りであるということは十分に分かってはいるつもりなのだが、そもそも人生そのものが全く上手くいっていない小物の俺から見ると、友人たちの華々しい活躍は非常に眩しく見える。
いや、だからこそ、ありがたい。
友人というものは、こうであって欲しい。
うっかりすると3年寝ていてしまいそうな駄目な俺に、目が覚めるような素晴らしい刺激を与え続けていて欲しい。
まさに今日聞いた二つの吉報で、俺のハートに火が付いてしまいました。
俺はいま、ヤル気に飢えています。

たまたま今日の昼間、移動中の電車の中でぼんやりと「生まれ変わっても、例え生涯で地味な映画を一本しか撮れなくても、それでも映画監督でありたい」とか考えていた。
陽射しが強い日、重い荷物、退屈な移動、やっぱり俺は映画が好きだし、映画を撮りたいと思う。
映画を撮りたいとだけ思う。
posted by 井川広太郎 at 23:02| Comment(4) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
撮ってくれ〜!とひとりのファンとして言いたい。
Posted by 想田 at 2008年10月12日 02:43
想田さん
あっざーす!必ずまた撮るので懲りずにお待ち下さい!と言おう。
Posted by 井川広太郎 at 2008年10月12日 21:29
えええええええ????コータロー氏、想田さんともお知り合いなの???ビックリした!!顔が広いのぅ…
うちの監督が、「あー、また一緒に呑みたいなぁ」と言っておりまする。勿論、私も左に同じ。
Posted by サナ at 2008年10月14日 02:49
サナ
想田さんとはソウルの映画祭で一緒だったこういう仲。↓
https://lostintokyo.up.seesaa.net/image/movieweek3.jpg
顔が広いのは俺じゃなくて想田さんだと思うよ。
また呑みたいねえ、今度はとっくりと!東京で是非!!
Posted by 井川広太郎 at 2008年10月14日 10:01
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