2008年10月17日

台湾電影週間

taiwan2008.jpg 
 10/25(土)〜10/31(金)は傑作映画を通じて台湾文化に触れる1週間

 <台湾シネマ・ウィーク2008 in 横浜シネマ・ジャック&ベティ>




ホウ・シャオシェン監督2本立て上映、10/25(土)〜10/31(金)@ジャック
悲情城市』ホウ・シャオシェン監督の名を世界に知らしめた歴史叙事詩
ミレニアム・マンボ』愛される一瞬が彼女(わたし)のすべてになる。

10/25(土)〜10/31(金)@ベティ
緑の海平線 台湾少年工の物語』台湾と日本の知られざる歴史に迫る傑作ドキュメンタリー!
練習曲』『悲情城市』の名カメラマン初監督作品にして台湾07年No.1ヒット作
乾杯』実在する焼肉屋「乾杯」で繰り広げられる青春群像劇。劇場初公開!

詳細はシネマ・ジャック&ベティ公式サイト http://www.jackandbetty.net/


まあ、そんな感じで7月の黄金町映画祭でもお世話になった横浜シネマ・ジャック&ベティで、台湾シネマ・ウィーク2008と題された特集上映が催されるようです。

ホウ・シャオシェンの『悲情城市』と『ミレニアム・マンボ』が上映されるようです。

この機会は逃しちゃいけません。

映画史上屈指の名作なんて形容すら陳腐に聞こえる『悲情城市』をまたスクリーンで観られるってことは、いや、嬉しいことです。

人生を感じさせる映画、ではなく、本当に人生が映っちゃってるっつーか人生そのものな映画ってのがこの世にはあって、ジョン・フォードの『わが谷は緑なりき』とかルノアールの『フレンチ・カンカン』とかもそうだけど、スクリーンに向かって「終わらないでくれ!」と叫びたくなっちゃう映画の一つ。

そして『ミレニアム・マンボ』は個人的に一番好きなホウ・シャオシェン作品であり、2003年にシブヤ・シネマ・ソサエティでこの映画を観た瞬間が『東京失格』が本当の意味で俺の中で動き始めた時なんじゃないかと思っちゃったりするぐらい好き。

この二本でも贅沢なのに、他ではなかなか観る機会が無い現代台湾映画の三作品も上映される。

三本とも、紹介文を読むと非常に面白そうで観たくて仕方が無いし、ホウ・シャオシェンや他の作品と併せることでまた一層楽しめ、この機会ならではの見方ができるに違いない。



地域で括られた特集上映で幾つかの作品をまとめて見ると、その国や、街や、時代が、ぼんやりと蜃気楼のように浮き上がってくるような気がする。

そこに行ったことは無くとも、その映画たちが自分の体験となって身体に残る。

一本の映画でも勿論そういった感覚に浸ることは多々あるのだけれど、特集上映でのそれはまた格別だ。

点と点が繋がって線となり、線と線が面を織りなし、面と面が空間を生み出していくような立体感。

昔は特集上映に足繁く通ったのだが、三百人劇場での台湾映画祭でキン・フーを観た後に地下の売店で嗅いだ点心の香りは、一生忘れられない。
posted by 井川広太郎 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする
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