2009年02月17日

なかよくけんかしな

二十数年前、TVアニメ『トムとジェリー』をドキムネしながら見ていた。

子供だった俺はTVの前でその主題歌を一緒に歌いつつ、「仲良いなら喧嘩するなよ、どっちだよ」と毎度のように心の中で、あるいは口に出して突っ込んでいた。

それから、ようやく今になって、仲良く喧嘩することこそが一番大事なことなのだと気付き、身につまされる思いなのである。

とはいえ、大好きで楽しみでゲラゲラ笑って見ていたアニメのハズなのだが一方で、主題歌とは裏腹に、なんで彼らはお互いにこんなにヒドい仕打ちをし合うのだろうかこれは最早、喧嘩の域を越えているではないか心も体も共に傷つき憎しみが生まれてしまうではないか、と二十数年前の俺は不安で心配でハラハラしていた。

それ以外にも、ボンヤリと思い出すと、人間が殆ど出て来ないこととか、カメラが超ローアングルで多くの人間は足とか胸ぐらいまでしか写らないこととか、子供心に不思議だし興味深かった。

台詞があったのか無かったのかは思い出せないが、台詞があってもなくてもどーでもいいぐらいに洗練された映像で作られたドタバタ劇であったことはハッキリと覚えている。

今更だけど、子供時代の無自覚な時にどういう映像を見ていたのかは、人生に大きく影響してくることなんだろうと思う。

で、その『トムとジェリー』は来年、本国アメリカで実写映像とCGキャラクターの合成で実写映画化するらしい。

そのニュースはともかく、「実写映像とCGキャラクターの合成で実写映画化」っておかしな日本語だと思う。

なかよくけんかするのよりも難しそうだ。
posted by 井川広太郎 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする
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