2006年08月20日

お客様からのメッセージ

つい最近私の現実の生活で起こった事と重なるところがあり、ストーリーの中にすーっとはいっていってしまったのです。私と私の仲間たちも、たっくんやたかちゃんのような状態でなかなか現実を受け入れられなくて、女の子同士でしたから飲み歩くとかは出来なかったですけど、やはり飲んでひたすら煙草を吸っていました。三人組で残された二人という環境もおなじだったため余計にすごく自分とかさなってしまったのです・・・。
残されたのもう一人の友人は、暴走してました。彼女がなくなったのを知ったのが私のほうが先だったため、なかなか私の言うことを受け入れられなかったようで亡くなった彼女の実家にまで電話をかけて亡くなったことを確かめたりなんかして。。。。私は、彼女が亡くなってしまった事実はなんとなく前から、「こいつ危ない。」と感じていたので受け入れるのこはできたのですが、彼女がこの世に存在しないということをなかなか受け入れることが出来なかったんですよね。そんな感じで、ふたりで他のなくなった彼女の友達なども集めたりなんかして自分たちの感情をなんとかしようともがいていました。その時と全く同じ空気がスクリーンから流れてきて先月の私と私の友人がたっくんとたかちゃんに姿を変えているような錯覚に陥りました。
 違うところは、私たちが20代なこと。だから、たっくんとたかちゃんがカラオケで口論したようなことにはならなかったのですが・・・。たっくんが俺の目を見て本当のことを言え、のようなことを言っていましたが、その台詞の中にはいろいろ詰まっているような気がして考えさせられました。
「本当に楽しいのか?」
夢を追うことを辞めないで生きているたっくんと、納得し切れては居ない現実の中を楽しいと自分に言い聞かせて生きているたかちゃん。いつか私もそんなことを友人と真剣に話す日が来るのかもしれませんね。今は、夢を追ってひたすら走る決心をしましたから、それに追われる日々なのですが・・・。

映像の方は、いろいろな東京が見られて楽しいものでした。都電が出てきたり、ゆりかもめが出てきたり、羽田がでてきたり、吉祥寺だとかあのあたりがでてきたり。。。。それから、なんていうんでしょう・・・妙にリアルな空気の映像でした。冷蔵庫を開けると冷気が外に流れ出てくるみたいな感じで、日常の空気がスクリーンから流れ出てきていました。それは人が映るときは人だけが映り、景色が映るときは景色だけが映るから、人間の目線のような感じであったためなのでしょうか??

 まとめて言えば、すべてがリアル。なんとなく浸透圧という言葉が思い浮かび、東京失格が半透膜の向こう側の溶液ならば、溶媒である私は溶液の持つ力に引き込まれていった、そんな感覚を鑑賞後に味わいました。

(20代・女性)
posted by 井川広太郎 at 15:13| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京失格 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もう一回見たい、もう一回見たい、もう一回見たい!!!

20代女性の言ってることすごいわかります。

そして、今日の飲み会でご一緒だった方々が言っていたこともよくわかります。

ネタばれになりそうなので、深くは言えないから包んでいうと、あまりに映画でありすぎた、恥ずかしいくらい映画だったってことなのかな。
というか、自分に正直すぎた映画だった・・・
だから、今のエンタメ色が強い、わかりやすい映画が売れている時代に受け入れられずらい一面もあるのかな、と。

でも、俺はこの映画から俺なりに得たものがすごいあるし、映画ってそういうものだと思うから、どの意見もあるし、間違ってないと思う。

そういう位置づけの映画を撮れたことすごい尊敬です。

いざ、決起!




Posted by けづー at 2006年08月21日 01:55
>けづー
今日はお疲れちゃんでしたー。
俺は「自分に正直に撮ったからこそ」誰とでも接点に成り得る作品だと思っているんだけどね。いままでのお客様の満足度を見ていると、改めてそれを誇りに思います。
その為には一人でも多くの人に観てもらわないとね。
決起ー!
明日からも頑張ろー!
映画LOVE!!
Posted by 井川広太郎 at 2006年08月21日 02:15
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