2007年03月02日

情痴アヴァンチュール

情痴アヴァンチュール』 原題:UNE AVENTURE/監督・脚本: グザヴィエ・ジャノリ/2005/配給:東芝エンタテインメント

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私は夢遊病の女――夜を抱き、彷徨って、愛に傷つく
美しきスリープウォーカーをめぐる危険なアヴァンチュール


フランソワ・オゾン監督のミューズとして、『8人の女たち』(02)、『スイミング・プール』(03)といった作品で注目され、『ピーター・パン』(03)でハリウッド進出も果たしたフランス人若手女優ナンバーワン、リュディヴィーヌ・サニエの主演最新作!

恋人との新生活をスタートしたばかりのジュリアンは、ある夜、仕事からの帰り道に、裸足のまま、心ここにあらずといった様子で通りをさまよい歩いている美しい女性と出会う。それが彼の危険なアヴァンチュールの始まりだった……。

ジュリアン役はジャノリの長編デビュー作『les corps impatients』でセザール賞新人賞にノミネートされた ニコラ・デュヴォシェル。 監督・脚本はカンヌ映画祭やセザール賞などで短編映画作品賞を受賞し、本作が長編第二作となるグザヴィエ・ジャノリ。

3月31日、シネマスクエアとうきゅう 他にて全国順次ロードショー!


いやー、オモロかった!傑作でしたー
やっぱ、世の中にはスゴい映画がまだまだあるなー
こんなに良い映画を見たのはロッテルダム以来です。

ヒロインの夢遊病、そして半ヒモ状態の主人公の職場がビデオテークというのも、非常に映画的であり、同時に「やられた!」と思うほど個人的には先を越された感があるリアルなテーマ設定。

そういった映画的な断片(アバンタイトルから冒頭あたりのビデオテークの映像はヤバい!激ヤバ!!)が、物語と登場人物に咀嚼さればがら昇華して、とても人事とは思えない実感を伴った悲劇に堕ちて行く。

うん。撮ることと、撮られること。キシェロフスキーの『デカロ−グ』(88)の「第6話:ある愛に関する物語」を思い出した。

非常に良く出来た心理サスペンスでもあり、ディープな恋愛ドラマでもあり、そして映画史にも言及する知的な映画であり、ちょっと暗くて「いかにもフランス映画っぽい」とこ以外にはケチのつけようがないすこぶる傑作でした。

ところで観ながら冒頭からずっと、俺が世界で一番好きな映画監督の一人であるオリヴィエ・アサイヤスの匂いがプンプンするなと思っていたのだが、クレジットを注意深く見ても彼の名は発見出来ず、ただプレスシートを読んで納得!
この作品の監督であるグザヴィエ・ジャノリはプロデューサーとしてアサイヤスの『デーモンラヴァー』(02)、『Clean』(04)を製作しているんだって!そりゃマギーも映るわ。
72年生まれと若いのにすげーなー

んなわけで『情痴アヴァンチュール』オススメです!

映画LOVE!
posted by 井川広太郎 at 15:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2007-03-03 13:46