2013年10月10日

遥かなる勝利へ

遥かなる勝利へ』(原題:Utomlennye solntsem 2/2011年/ロシア/配給:コムストック・グループ、ツイン/150分)

監督:ニキータ・ミハルコフ
製作:ニキータ・ミハルコフ、レオニド・ベレシュチャギン
出演:ニキータ・ミハルコフ、オレグ・メンシコフ、ナージャ・ミハルコフ

2013年11月23日、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテにてロードショー!

オフィシャルサイト http://www.haruka-v.com/



母国ソ連の陰謀と、自分の家族の思惑とに巻き込まれ、ドイツ軍との最前線に放り出される男の運命を描く。
圧倒的に面白い。
カンヌ国際映画祭グランプリとアカデミー外国語映画賞をダブル受賞した「太陽に灼かれて」(1994)と、その続編である「戦火のナージャ」(2010)とで構成される3部作の完結編とのこと。
前作二本は未見だったが、本作だけで話が十分に分かるように作られているし、一本の独立した映画としてちゃんと成立している。
むしろ、前の二本を観たくなった。

悲惨な状況の中でもギャグを忘れず、というよりも、全てのシーンがギャグみたいなもので、愚かな人間の滑稽な姿を笑い飛ばすような、豪快無比かつ繊細な演出力が画面中に漲っている。まさに巨匠!
悲劇的な戦争映画でありながら、喜劇的な人間讃歌でもあり、笑いと同時に涙が襲ってくるような独特の感動が押し寄せ、これこそが映画なのだ!と唸ってしまう。
posted by 井川広太郎 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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