2015年02月06日

陽だまりハウスでマラソンを

陽だまりハウスでマラソンを』(原題 Sein letztes Rennen/2013/ドイツ/配給 アルバトロス・フィルム/105分)



監督:キリアン・リートホーフ
出演:ディーター・ハラーフォルデン、ターチャ・サイブト、ハイケ・マカッシュ、フレデリック・ラウ、カトリーン・ザース

オフィシャルサイト http://www.hidamarihausu.com/
3/21(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!


本作で78歳という史上最高齢でドイツ映画賞最優秀主演男優賞を受賞したドイツの国民的喜劇俳優ディーター・ハラーフォルデン主演のヒューマン・コメディ。
かつてマラソンで金メダルを獲得した老人が、入居させられた老人ホームでの退屈な日常と融通の利かない職員の態度に鬱憤がたまり、規則を破って再びマラソンに挑戦する姿を描く。

実は恥ずかしながら私も、最近ジョギングを始めたところなのです。
当初は痩せることが目的でしたが、走ったところで全然、痩せない。周囲からもアドバイスされたのですが、少々のジョギング程度では、痩せないっていう話は本当だったようです。
本作でも、主人公のじいさんがマラソンのトレーニングを始めますが、でっぷり太った腹はほとんど小さくなりません。その辺は、リアル。

しかし、かといって私はジョギングを止めてはいない訳です。
中年にもなり運動不足の解消をなどという消極的な理由がないわけではないのですが、なによりも走ることが快感なのです。
ランニングハイ的なアレなのか、脳内物質が遠慮なく排出されてくる感じで、デトックスやら何やら、とにかく気持ちいいのです。
嫌なことがあっても、走ると汗と一緒に流れてしまうのか、本当に忘れてしまいます。
特に、映像編集とか脚本執筆とかで家に籠もりっきりの時は、神田川沿いを走ることこそが、最高の気分転換になります。
おかげさまで、しばらく走らないと、身体がウズウズするようになりました。

とはいえ、走るのが昔から大の苦手な私が、この年になってジョギングなど始めたところで、大して走れるようにはなりません。
数キロでバテる私からすると、42.195キロとか想像を絶するし、そもそも時速20キロで走るなんて不可能です。マラソンランナーは超人だと本気で思います。
しかし、ほんの数キロの軽いジョギングでも、本当に楽しいのです。楽しいから走る、それだけです。
最近は、長距離走るのはむしろ不健康ということは周知されていますが、ジョガーの皆さんのほとんどは、単に気持ちいいから走っているのではないかと思います。
健康とか長生きとかって正直よく分からないけど、楽しいとか気持ちいいとかは簡単に実感できるわけです。

そんなこんなで私は、毎日という訳でもなく、気が向いた時にエッホエッホと走っているわけです。
そんな適当なスタンスなので、なかなか距離も時間も伸びませんが、しかし、走っている時は速度を一定に保つように時計を見ながら気を使っています。
最近は(どうしたら少しでも痩せ効果を得られるか)走るたびに色々と試したりして、自分にベストな距離と時間と速度を模索している最中なのであります。
今日は時速10キロをキープ、翌日は時速9.5キロぐらいにしてみようとか自分で決めて、一定の速度を保つようにして走っています。
ですが、ついつい速く走ってしまったり、逆に疲れて遅くなったり、他のランナーの影響も受けてしまいますし、スタートからゴールに至るまで一定した速度で走るというのは、なかなか難しいものです。
その辺の実感も伴ってか、本作でじーさんが、ひたすらマイペースに走るというダサカッコいい走法は、笑われてもバカにされても自分の信念を貫くという真っ直ぐな生き様そのもののようで、胸にジンと響くのであります。
posted by 井川広太郎 at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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