2015年06月28日

ブラフマン

ブラフマン』(2015/配給:プレシディオ/日本/118分)



監督・撮影:箭内道彦
出演:TOSHI-LOW(BRAHMAN)、KOHKI(BRAHMAN)、MAKOTO(BRAHMAN)、RONZI(BRAHMAN)、横山健、りょう、井浦新

オフィシャルサイト http://brahman-movie.jp/
7月4日(土)新宿バルト9ほか全国公開!


ハードコアパンクバンド「BRAHMAN(ブラフマン)」が曲を制作する過程を追いつつ、インタビューを中心に構成されたドキュメンタリーで、クリエイティブディレクターである箭内道彦の初監督作品。

バンドって良いよね。バンド。バンド組みたい、バンド。楽器もできないし、音痴だけど。バンド組んでみたい。
けど、無理なんだろうなと、薄々感づいている。色んな意味で。映画が関の山であり、それが向いているんだとも思う。

でもバンド的なつながりや関係性は素直に羨ましいし、嫉妬する。良いなあ、ああいうの、良い。
当然いろいろメンバー間のあーだこーだとかあるんだろうけど、ギター鳴らせばあーねみたいな。
そこまで単純じゃなくても、しかしやはり何にも例えようがなく、バンドはバンドという概念で成立しているんだと思う。
なんか羨ましいからバンドを映画にしてやりたいとか考える。

そんなわけで『東京失格』も『恋人たち』もバンドの話だし、必ずスタジオなどで練習してたり演奏するシーンが出てくる。
元々は学生時代に作った『言語論』という言語とコミュニケーションがテーマの短編で、知人のバンドが部室で練習している様子をドキュメンタリー的に撮らせてもらったのが始まり。
バンドメンバーがアイコンタクトしたり、音で語り合う様子とか、ダベリながら楽器のセッティングとかしていたはずが「いつもの感じで」自然と演奏をスタートさせる流れとか、なんかそういう音に溢れた肉体的な非言語コミュニケーションがカッコ良くて、とても興味深くて、カメラを向けながらハアハアしていた。
そういえば、監督作『キミサラズ』もバンド…じゃないか、いやある意味バンドなのか、いや違うか、しかし物語の中にも音楽的なコミュニティの要素は強くあるような気がする。

ところで最近、どうやら映画は他所者同志だからこそ成立するんじゃないかと思っている。
撮る側と撮られる側も、スタッフ同志も、作り手と観客も、映画と自分も、みんな違うところから集まってきて他人として接するからこそ成立するような気がするのだ。
で、音楽はその逆なのかもしれない。一体感あるいは家族的といった…あ、いや、よく分からないや。この話はなし。
とにかくバンドは良いよね、バンド。バンド組んでみたい。
そして脱退とか新加入とか解散とか再結成とかもしてみたい。
posted by 井川広太郎 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック