2016年09月25日

イエスタデイ

『イエスタデイ』(原題 Beatles/2014年/ノルウェー/配給 マクザム/114分)



監督 ペーテル・フリント
製作 ヨルゲン・ストルム・ローゼンベリ
製作総指揮 ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
原作 ラーシュ・ソービエ・クリステンセン

公式サイト http://yesterday-movie.com/
10月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。


1960年代のノルウェーを舞台に、ビートルズに憧れる少年たちの姿を描く青春映画

面白かった!
久しぶりにちゃんとした青春映画を見た気がした。

とりとめがなく支離滅裂でファンタジック!
誰もが子供時代はそうであるように、感受性が豊かで突拍子もなく自由奔放。
そのフリーダムな感じが、これぞ青春映画!って感じだった。

ビートルズに憧れてもちろんバンドをするのだけれど、特に音楽に一生懸命って訳でもない。
青春なんで当然、エロい空想やリアルな恋愛をしたりもするのだけれど、それが全てでもない。
それだけじゃなく友情や、家族や、好奇心や、葛藤や、不安や、何よりもイタズラが優先されるような遊び心。

原作は有名な小説らしいので長大なそのエッセンスを凝縮したのかしらなどと邪推してしまうが、エロいし、純粋だし、怖かったり怯えたり、無軌道な疾走が懐かしくも感動的でもあり、なのに一本筋が通った見事な映画になっている。
毎日いろんなことがあって、いつも一生懸命で、とにかく何でも楽しい、けれど振り返ると確かに成長を実感できる、そんな子供時代を思い出させてくれる。
僕たちは現実と妄想の境目なんて簡単に越えて行けたんだってこと。

ちなみに、好きな女の子のお父さんと言葉が通じないという多言語のシーンが出てくるのだけど、それがどういうことなのか、あまりよく分からなかった。
ノルウェーも多言語国家らしいのだが、貴族っぽいお金持ちの親父さんが話す言葉が理解できないというシーンは、物語の中で何を意味するのであろうか。
映画はいろんな事を教えてくれ、いろんな疑問を生み出してくれるのがまた楽しい。
posted by 井川広太郎 at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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