2017年06月16日

海辺の生と死

『海辺の生と死』(2017年/日本/配給 フルモテルモ、スローラーナー/155分)



監督:越川道夫
製作:畠中鈴子
出演:満島ひかり、永山絢斗、井之脇海、川瀬陽太、津嘉山正種

2017年7月29日[土] テアトル新宿 他 全国ロードショー
作品公式サイト http://www.umibenoseitoshi.net/


島尾ミホの小説「海辺の生と死」や夫の島尾敏雄の小説「島の果て」などを原作にしつつ、そのミホと敏雄をモデルとし、戦争末期の奄美に暮らす国民学校教師の女と、特攻隊隊長として赴任した若者とのつかの間の激しい恋を描く

子供達の通学路が使用不能になったと兵隊さんが告げる、そんな形で戦争が忍び寄ってくる。
言葉や歌などで表される独特の文化が漂う島。
ともすれば戦時中であることすら忘れてしまうほどの長閑さのあまり、うっかりオルガンで敵国の曲を奏でてしまうような教室の”お国”は、果たしてどこにあるんだろうか。
女の業を表現する満島ひかりの熱演が際立っている。
あまりにも情熱的な愛は、もはや愛ではないのか。
それもまた静けさを破る。
posted by 井川広太郎 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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