2018年03月22日

さよなら、僕のマンハッタン

『さよなら、僕のマンハッタン』(原題The Only Living Boy in New York/2017年/アメリカ/配給ロングライド/88分)



監督:マーク・ウェブ
製作:アルバート・バーガー、ロン・イェルザ
製作総指揮:ジェフ・ブリッジス、マリ・ジョー・ウィンクラー=イオフレダ

オフィシャルサイト http://www.longride.jp/olb-movie/
4月14日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開


作家志望ながら挫折した若者が、恋や出会いを通じて、父と母との葛藤を乗り越え成長していく姿を描く

文学への愛情深い、王道的な成長物語
主人公の苗字が監督と同じだし、格段の思い入れがあるのかも

現在のNYを舞台にさえしなければ、”無難な”作品にはならなかったのではと考えてしまう
いまのNYは商業的すぎて叙情の欠片もないので文学は似合わず、演出だとしてもあまりに寓話的すぎて白々しい
イマドキの感覚だと大した障害もなくオイタもしていない若者に試練だ成長だと言われてもピンとこないし、アバンタイトルの文学と芸術と都市への思索も言い訳のように聞こえてしまう
せめてコスプレにすれば成立したのかもしれないが、やっぱウディアレンって偉大なのかもと思ってしまう

ともあれ俳優陣の存在感が素晴らしく、最後まで見入ってしまう
文句なしにダサかっこいいピアース・ブロスナン、唯一文学的な香りを漂わせるジェフ・ブリッジス、カーシー・クレモンズの可愛さと知的な雰囲気もとても良い
そして、ケイト・ベッキンセールが美しすぎてツライ
posted by 井川広太郎 at 18:13| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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