2018年04月24日

フジコ・ヘミングの時間

『フジコ・ヘミングの時間』(2018年/日本/配給 日活/115分)



監督 小松莊一良
出演 フジコ・ヘミング

公式サイト http://fuzjko-movie.com/
2018年6月16日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー


60歳を過ぎてから世界的な人気を得たピアニストのフジコ・ヘミングに密着したドキュメンタリー

一年のうちの多くの時間を各国での演奏ツアーに費やすためパリを始め世界中に家があり、物に溢れた部屋の中で多数の動物を養いながら、毎日四時間の練習を欠かさない孤独な生活を送っているという。

戦後間もない頃に本人が描いた絵日記の素晴らしさには驚かされ、それを軸に持ってくる構成は面白い。
時折見せる口を歪めるような表情とか、とっておきの皮肉でも飛び出してきそうでワクワクするんだけど、そのあたりももっと掘り下げて欲しかった。

あと、若い指揮者に恋していて「あなたみたいに若ければって言ったんだけど… 二、三年でも楽しく過ごせれば、それでいいじゃない」みたいなことを語るシーンが印象的。
恋多き女感とか、酸いも甘いも噛み分けた感とか、人生を謳歌するためのテクニック感が滲み出ていて、とってもいい話なだけにもっと突っ込んで欲しかった。

ともあれ、never too lateのテーマはグッと来る。
ピアノって本当に素晴らしい楽器だなあ。
僕もまたピアノを習ってみようかしら、遅すぎることなんてきっとないのだから。
posted by 井川広太郎 at 12:41| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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