2018年07月05日

チャーチル ノルマンディーの決断

『チャーチル ノルマンディーの決断』(原題 Churchill/2017年/イギリス/配給 彩プロ/105分)



監督:ジョナサン・テプリツキー
製作:クローディア・ブリュームフーバー、ピアース・テンペスト
製作総指揮:ティム・ハスラム、ヒューゴ・グランバー
出演:ブライアン・コックス、ミランダ・リチャードソン、ジョン・スラッテリー、エラ・パーネル、ジェームズ・ピュアフォイ

公式サイト http://churchillnormandy.ayapro.ne.jp/
2018年8月18日より、有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開!


イギリス首相チャーチルがノルマンディ上陸作戦を前に葛藤する姿を描く人間ドラマ

チャーチルがノルマンディ上陸作戦に反対していたとは知らなかった!
ので、冒頭でこの映画がノルマンディ上陸作戦を扱っていると知り、ははあ、チャーチルが作戦決行の判断をするまでの物語か!と思ったら、いきなり作戦に異を唱えやがる。
つーことは、そこから作戦を修正するのかと思ってたら、そんなシーンは全くなく、ノルマンディ上陸作戦が嫌で仕方ないチャーチルがグズって酒と葉巻に溺れて鬱で寝込むだけの話であった。

本作はチャーチルの知られざる姿と人間味溢れる側面を描いている、にしても当時の連合国遠征軍最高司令官アイゼンハワーに全権を握られ何も出来ず、個人的な感情で作戦にケチをつけるだけという、トップに立つ人間としてはあまりにもダメすぎる姿は衝撃的。
作戦室にまで出入りする妻に離婚をチラつかされて動揺し、危機的状況なのに飲んではグズるを繰り返し、全く仕事もしないですぐに寝てしまい、戦時中の一国の首相がこれでいいのかと目を疑う。
それだけにチャーチルの演説のシーンはグッと来るものがあり、まあ政治ってこういうことなのかもなーって。

チャーチルの伝記映画と言えば、ついこの間、ゲイリー・オールドマン主演の映画もあったし、ちょっと前には「ダンケルク」もあった。
なぜチャーチルものが続々と映画化されるのか不思議で仕方ないが、どれも描いている時期は微妙にズレている。

なので、むしろ時代順に観ていって、チャーチルの描き方などを比較するのも面白いかもしれない。
時間軸で観るチャーチル映画特集上映、是非やって欲しい。
posted by 井川広太郎 at 09:23| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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