2018年11月07日

いろとりどりの親子

「いろとりどりの親子」(原題Far from the Tree/2018年/アメリカ/配給ロングライド/93分)



監督:レイチェル・ドレッツィン
製作レイチェル・ドレッツィン、ジャミラ・エフロン、アンドリュー・ソロモン

公式サイトhttp://longride.jp/irotoridori/
2018年11月17日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 
ダウン症、小人症、ゲイ、自閉症などの”周りとは違う”子供を持つ親たちにインタビューしたドキュメンタリー

いまのところ今年一番泣いた映画。
超良かった!

本編にも登場する作家アンドリュー・ソロモンの著作を元にしたドキュメンタリーで、ダウン症、小人症、ゲイ、自閉症などの子を持つ親たちへのインタビューで構成されている。

登場する人が皆、困難はあってもとても明るく前向きで、素晴らしい。
最高の笑顔連発で、見ているだけでこっちも楽しくなってくる。

”周りとは違う”などという、おおよそ暴力的なカテゴライズによって、僕らがどれだけ不理解に陥っているか。
”健常者”であれば幸福なのか、全てがうまくいっているのか、問題は何もないのか、そんな疑問を突きつけられる。

そもそもトラブルのない親子関係なんてあるわけもないし、誰もが上手くいかない悩みも人には言えない苦しみも抱えている。
そこで目を塞がず、痛みやつらさといった困難に向き合い乗り越えたからこそ、実感できる愛があるのだ。

そしてラストに描かれる「親になる瞬間」、こんな感動的なことがあろうか!こんな素晴らしいことを僕らは皆、体験し共有しているのだ!
”幸せ”になるか否かは自分次第なんだと痛感し、清々しい涙を流さずにはいられない。

僕らはみんな違う、だからこそ世界は美しい。
他者を認めるということは、自分自身を受け入れることなのだ。
posted by 井川広太郎 at 12:16| Comment(0) | lost in blog | 更新情報をチェックする
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