2019年02月13日

ウトヤ島、7月22日

「ウトヤ島、7月22日」(原題 Utoya 22. juli/2018年/製作国 ノルウェー/配給 東京テアトル/97分)



監督:エリック・ポッペ
製作:フィン・イェンドルム、スタイン・B・クワエ
出演:アンドレア・バーンツェン、エリ・リアノン・ミュラー・オズボーン、ジェニ・スベネビク、アレクサンデル・ホルメン、インゲボルグ・エネス

公式サイトhttp://utoya-0722.com/
2019年3月8日より全国ロードショー


2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で実際に起こった無差別銃乱射事件を映画化。
本編の大半である事件の一部始終を72分間のワンカットで描いている。

率直に言って見ている最中は、そんなに面白くはなかった。
ワンカットという描き方も、大して効果的には思えなかった。

しかし数日経ってからどうだろう、この映画の生々しさ、重さがジワジワと身体にしみ込んで来る。
何かが感覚に直接訴えかけてきて、幾度となく反芻を促す。

実際、この事件についてあまり知らなかった僕も、もはや知らないとは言えない切迫さを共有している。
緊張感漲る「映画体験」と呼ぶべきか、忘れることが出来ない実感を植え付けられた気がする。

鑑賞中は監督のメッセージが強すぎて嫌な感じもしたのだが、それはやはり相当な覚悟と意志を持ってこの映画を撮ったからであろうと今は素直に思える。
名作「ヒトラーに屈しなかった国王」で知られるエリック・ポッペ監督、さすが。
posted by 井川広太郎 at 23:58| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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