2019年09月29日

テルアビブ・オン・ファイア

『テルアビブ・オン・ファイア』(2018年製作/97分/ルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー合作/原題:Tel Aviv on Fire/配給:アットエンタテインメント)



監督:サメフ・ゾアビ
製作:ミレナ・ポワヨ、ジル・サクト、アミール・ハレル、バーナード・ミショー
出演:カイス・ナシェフ、ルブナ・アザバル、ヤニブ・ビトン

11/12(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開
http://www.at-e.co.jp/film/telavivonfire/ 


パレスチナの超人気メロドラマの脚本家が、親交があるイスラエル人から内容に口出しされ困惑する姿を描く

最近も「エンテベ空港の7日間」という実際にあったテロ事件を描いた映画を観たばかりだし、そうでなくとも殺伐とした入植やら政争といった報道を日々目の当たりにしている我々外国人からすると、イスラエルにもパレスチナにも関心は尽きない。

だからこそ監督作「東京失格」がエルサレム国際映画祭で上映された時は、とても奇妙な感じがしたし現地に行きたかったのだがそれは残念ながら叶わなかった。
そんな我々に持ってこいなのがヴェネツィア国際映画祭で作品賞を受賞など世界中で評価されているという本作「テルアビブ・オン・ファイア」である。

この映画の中ではイスラエルとパレスチナを行き来して生活する人々の様子が描かれ、庶民の暮らしや価値観、そして彼らがそれぞれの国をどう見ているのか、僕らが知らないリアルの一端が垣間見えてきてとても興味深い。
皮肉が絶妙に利いたタイトルの通り脚本は完全にコメディ仕立てなのだが、しかし演出はあまりそうはなってはおらず、個人的には観ていてどうも居心地が悪かった。

主演の男、どっかで見たことあるなあと思っていたら、自爆テロを行おうとするパレスチナ人青年を描いた「パラダイス・ナウ」の主役だった。
とんでもなく振り幅が大きい役柄を演じているだけに、見比べると尚更オモロイかも。
posted by 井川広太郎 at 18:19| Comment(0) | REVIEW | 更新情報をチェックする
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