2007年08月05日

Lost in Seoul 02

アウトライン2

授賞式後の写真撮影。
左から監督賞&批評家賞のYu Guangy、同じく監督賞&批評家賞のWoo Ming Jin、特別表彰を受けたZhang Yuedong、若き批評家賞のWang Bing、右端が観客賞の俺。
now_11808_1.jpg

この映画祭の特徴の一つが、四つの賞を個別の審査グループが独自に選定するというシステムであった。
監督賞ー世界の5人の監督が合議で選ぶ賞
批評家賞ー世界の5人の批評家が合議で選ぶ賞
若き批評家賞ー韓国の5人の若き批評家が合議で選ぶ賞
観客賞ー観客による投票
なので、四つの賞を一作品で全て受賞するという可能性もあったのだが、結果はそれ以上のサプライズで、Yu GuangyiとWoo Ming Jinによる2作品が監督賞と批評家賞をダブル受賞するというものであった。

ともあれ、俺は俺で、『東京失格』をソウルの観客に気に入って頂けたというのが何よりの誇りです。



で、この映画祭ではホスピタリティが非常に厚かったのだが、中でも嬉しかったものの一つがイラストの贈呈。

コンペティションに出品している全20作のイラストが各監督に贈呈された。

CINDI_20070725110717.gif

で、この絵がスゴい。

貰った瞬間、「『東京失格』が一枚の絵になっている!」と衝撃を受けた。

『東京失格』にはタックンとたかちゃんがうんこ座りして煙草を吹かすシーンなんて無いし、桜の葬式なんてシーンも無い。

が、この絵は一枚で『東京失格』の世界観を正確に捉え、独自の表現としている。

作品の上辺だけでは決して理解出来ない、ちゃんと映画を観て咀嚼してくれた証だ。

自分の映画が、また新たな作品を生み出す。こんなに嬉しいことは他には無い!

その上、タックンもたかちゃんもクリソツ。

他の監督達も一様に興奮し、「俺の絵の方が良い!」とか比べっこして大喜びしていた。

DSCN0840.JPG
イラスト貰った直後、ご満悦の俺。右隣は『Single』の中江監督。

後日、このイラストを描いてくれたイラストレーターに会う機会があったのだが、やっぱりとっても素敵なナイスガイでした。
posted by 井川広太郎 at 16:11| Comment(9) | TrackBack(0) | ソウル旅行記2007 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
井川さんの絵も、
なかなかだけど、
客観的に見ても、
僕の絵のほうがいいよね。
Posted by 中江 at 2007年08月05日 19:36
井川さんの絵も、
なかなかだけど、
客観的に見ても、
僕の絵のほうがいいよね。
Posted by なかえ at 2007年08月05日 19:38
客観的っていう主観は暴力だと思います><
Posted by 井川/いかわ at 2007年08月05日 23:48
>想田さん
本当に皆さん素晴らしい絵ですよね!俺のには負けるけど。
ところで想田さんの絵の中の犬は何と言っているんですか?
Posted by 井川広太郎 at 2007年08月06日 11:47
私の絵の方がいいですね
Posted by へんへ at 2007年08月06日 14:09
>へんへさん
あー、あの絵ね。って、どれ?
Posted by 井川広太郎 at 2007年08月06日 14:38
犬は何て言ってるんだろうね。一回聞いたんだけど、忘れちゃった。
Posted by 想田和弘 at 2007年08月11日 14:28
>想田さん
あの犬(OLD DOG)は基本的にシニカルなこと言うらしいですが、俺のでは無言だったので…嬉しくもあり、大いに納得するのですが、なんか言われている人が少し羨ましくもあり。
というわけで韓国語出来る人読んであげてくださーい
Posted by 井川広太郎 at 2007年08月11日 17:22
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