2007年09月24日

続・ソウル旅行の2

『東京失格』の上映 DSCN1104.JPG

『東京失格』の上映は2回行われた。
しかし、この上映の2日間だけ雨が降るという悪条件!なんたる不運!
にも関わらず、有り難いことに多数のお客様が来て下さった。
先のCinDIでも『東京失格』を観たというリピーターのお客様もいて、ソウルで2回目の上映という感慨もひとしお。

つい最近完成したというロッテシネマだけあって、劇場の設備がすこぶる良い。
2回とも200ほどの座席があるスクリーン1での上映だったが、こんな素敵な環境で上映されるなんてなんとも嬉しい。

何よりも驚いたのがそれぞれの上映後に行われた2回のGV(ゲスト・ヴィジット=監督との質疑応答)。
映画祭スタッフに「東京失格のGVに関する問い合わせがネットや電話で多数寄せられている」と聞かされていたのだが、実際にGVに臨んで納得。
上映後、俺が挨拶すると直ぐに多くの人が挙手して、ガシガシ質問してくる。
先のCinDiでは立ち上がりが遅かったのだが、今回はGVの時間が短いせいもあるのかもしれない。
ともかく、こっちが返答に困ってしまうようなディープな質問が次々と飛んでくる。
2回ともアツイ、とっても熱気ムンムンのGVでした。

ただ単に観客とコミュニケーションすることが出来るというだけではなく、俺にとってGVは、『東京失格』という映画に再び出会うような興奮をもたらしてくれる。
俺にとっては2年前に撮影し、1年前に世に出した作品ではあるが、目の前の観客にとっては観たてホヤホヤなわけで、つまり彼等にとってはその映画はたったいま生まれたばかりなのであり、そういった新鮮な反応と向き合っていると、自分も脚本や現場や編集であの映画とダイレクトに接していた時のような熱い感情が蘇ってくるし、さらに今までとは違う見方をされることで、映画もどんどん豊かになり、俺のこれからの映画にも反映すると思う。

seoulgv02.jpg seoulgv01.jpg

ちなみに、この映画祭では毎日、日報という形で1日前の映画祭の出来事とその日のスケジュールなどを印字し配布しているのだが、一回目の上映翌日の9月15日号には、表紙に『東京失格』の写真が掲載され、内面にはGVでの質疑応答が詳しく掲載されていました。
posted by 井川広太郎 at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 続・ソウル旅行記2007 | 更新情報をチェックする
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